永井敦士

永井 敦士について

基本情報

永井 敦士（ながい あつし）は2000年1月10日生まれ、埼玉県草加市出身の元プロ野球選手です。ポジションは外野手で、右投右打の選手として知られています。

プロ入り前の経歴

永井は小学校2年生からあおぞらベースボールクラブで野球を始めました。草加市立花栗中学校では草加ボーイズに所属し、中学3年生の時には世界大会に日本代表として出場するなど、早くから才能を発揮しました。その後、二松學舍大学附属高校に進学し、1年生から主力選手として活躍。特に3年時の全国高等学校野球選手権大会では、「4番・左翼」として出場し、初戦の明桜戦では5打数5安打を記録しました。この大会での好成績を含め、高校通算で47本塁打を記録するなど、そのプレーぶりは注目の的となりました。

プロ野球選手としてのキャリア

2017年のNPBドラフトで広島東洋カープから4巡目指名を受け、11月9日に契約を結びました。プロ入り後の2018年シーズンは、一軍出場はなかったものの、ウエスタン・リーグで62試合に出場し、打率は.149でした。翌2019年も一軍出場はありませんでしたが、二軍で85試合に出場し、打率.250、3本塁打を記録しました。

2020年には、再び一軍出場はなかったものの、8月に負傷して手術を受け、そのため出場試合数が減少し、ウエスタン・リーグでは27試合で打率.200という成績に終わりました。2021年には戦力外通告を受け、その後プロ野球選手としての活動は終止符を打ちました。

社会人野球での活動

2022年にはJPアセット証券に入社し、同社の硬式野球部でプレーを続けています。プロの経験を生かしながら、社会人野球でもさらなる成長を目指して挑戦を続けています。

プレースタイルと人物像

永井のプレースタイルは、逆方向に強い打球を打つパンチ力が特徴です。また、50メートルを5秒8で走る脚力も彼の大きな武器です。目標としている選手は同校のOBである鈴木誠也で、彼のようにトリプルスリーを達成し、愛される選手を目指していると語っています。ニックネームはドラフト同期の中村奨成に名付けられた「香香（シャンシャン）」です。

その他の情報

• - 一軍公式戦には出場していないが、背番号は60でした（2018年から2021年）。
• - 埼玉県出身の野球選手としては多くの注目を集めており、今後の活躍が期待されます。

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