永田みなみ台

永田みなみ台（ながたみなみだい）

永田みなみ台は、神奈川県横浜市南区に位置する町名です。住居表示が施行されていますが、丁目は設けられていません。面積は約0.215平方キロメートルです。

地理

横浜駅から直線距離で約4.5km、南区北西部の標高40～60mの丘陵地帯に位置します。北西は永田台、南東から南にかけては永田南や永田山王台といった、類似した名称の町に隣接しています。都市再生機構（UR）南永田団地と横浜市立永田台小学校を取り囲むように外周道路が走り、北側には横浜市立永田中学校、東側には南永田第二団地と永田みなみ台公園があります。

町内には鉄道は通っていませんが、南永田団地、南永田中央、南永田入口の3つのバス停留所があり、神奈川中央交通の路線バスが運行されています。これらのバスは、弘明寺口（京急本線弘明寺駅最寄り）や井土ケ谷（同井土ヶ谷駅最寄り）を経由し、井土ケ谷下町へと繋がっています。

南永田団地と南永田第二団地は、南区内でも最大規模の住宅団地であり、町内の人口密度を高める要因となっています。

歴史

永田みなみ台は、1981年（昭和56年）7月13日に南区永田町から分離して新設されました。同時に、永田北一～三丁目、永田東三丁目、永田台も新設され、旧来の永田町という町名は消滅しました。町名は住民の要望により、地域の通称から採用されました。ただし、『新編武蔵風土記稿』の永田村の項にも「南台、東南の方を云」という記述があり、古くからこの地域が「南台」と呼ばれていたことが伺えます。

世帯数と人口

2023年（令和5年）4月30日現在の横浜市の発表によると、永田みなみ台の世帯数と人口は以下の通りです。

世帯数: (横浜市の最新のデータをご参照ください)
人口: (横浜市の最新のデータをご参照ください)

学区

市立小・中学校に通う場合、学区は以下の通りです（2021年8月時点）。

小学校: (横浜市の教育委員会の最新のデータをご参照ください)
中学校: (横浜市の教育委員会の最新のデータをご参照ください)

事業所

2021年（令和3年）現在の経済センサス調査によると、永田みなみ台の事業所数と従業員数は以下の通りです。

事業所数: (経済センサスの最新のデータをご参照ください)
従業員数: (経済センサスの最新のデータをご参照ください)

南永田団地

南永田団地の計画は、1970年に日本住宅公団によって開始されました。当時、周囲は市街化が進んでいましたが、この一帯は谷間に位置していたため、開発の手が加えられていませんでした。企画・施工は日本住宅公団が担当し、基本設計は市浦都市開発建築コンサルタンツが手掛けました。

敷地は幅300m×長さ600m、12.8ヘクタールの長方形に近い形状で、中央部は長手方向に谷となっています。9階から14階建ての高層住宅がタワー状や屏風状に配置されており、西側には7棟1035戸の分譲住宅、東側には11棟1308戸の賃貸住宅があります。団地の中央付近には、スーパーマーケット、診療所、横浜南永田郵便局などの生活に必要な施設が集まっています。

当時、日本住宅公団には郊外の「大規模中層団地」と市街地の「面開発高層団地」という2つのタイプがありましたが、南永田団地は、市浦都市開発建築コンサルタンツが1969年に委託された奈良北団地、1970年の南神大寺団地と並び、中層団地と面開発団地の中間に位置する「近郊高層高密度団地」と位置づけられました。南永田団地は1971年から1974年にかけて、南永田第二団地は1975年から1978年にかけて完成しました。

その他

郵便番号: 232-0075（集配局：横浜南郵便局）
警察: 管轄区域は(横浜市の警察署の管轄区域の最新のデータをご参照ください)

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