江幡睦

江幡睦（えばた むつき）

江幡睦は、1991年1月10日生まれ、茨城県土浦市出身の日本の男性キックボクサーです。伊原道場所に所属し、第5代新日本キックボクシング協会フライ級王者、WKBA世界バンタム級王者という輝かしい実績を持っています。また、一卵性双生児の弟である江幡塁も同じくキックボクサーとして活躍しています。

来歴

小学4年生の頃に極真空手を始め、13歳からキックボクシングに転向しました。2007年9月16日、新日本キックボクシング協会「TITANS NEOS II」にて、弟・塁と共にプロデビューを果たします。

2008年3月2日には、K-1トライアウト2008を受験し、兄弟揃って合格。同年8月29日、K-1甲子園 KING OF UNDER 18 〜FINAL16〜のオープニングファイト・K-1 WORLD YOUTHスペシャルマッチで秋元皓貴と対戦し、判定負けを喫しました。

2010年3月7日、新日本キックボクシング協会・日本フライ級タイトルマッチで、当時の王者であった越川大樹に挑戦し、見事判定勝ち。19歳という若さで王座を戴冠しました。同年12月30日には、戦極 Soul of Fightで藤原あらしと対戦しましたが、判定負けとなりました。

2011年7月24日、新日本キックボクシング協会「MAGNUM 26」の日本フライ級タイトルマッチで、元王者・越川大樹との再戦に臨み、開始早々に右ストレートでダウンを奪い、KO勝ちで王座の初防衛に成功しました。2012年7月22日、新日本キックボクシング協会「MAGNUM 29」では、藤原あらしとの再戦をKO勝ちで飾り、リベンジを果たしました。

2013年3月10日、新日本キックボクシング協会「MAGNUM 31」で、ラジャダムナンスタジアム認定バンタム級王者マーナサック・ピンシンチャイに挑戦。2Rに右の縦肘でマーナサックの頭部をカットさせ流血に追い込むも、判定負けを喫しました。同年9月16日、新日本キックボクシング協会「TITANS NEOS XVI」で行われたラジャダムナンスタジアム認定バンタム級王座決定戦では、ラジャダムナンスタジアム認定バンタム級3位のフォンペート・チューワッタナと対戦。序盤はパンチで試合を優勢に進めるも、4R以降に首相撲と前蹴りで挽回され、惜しくも判定負けとなりました。

2014年9月13日、新日本キックボクシング協会「TITANS NEOS XVI」で、現役ラジャダムナンスタジアム認定バンタム級王者フォンペート・チューワッタナと54.0kg契約のノンタイトル戦で再戦し、判定勝ちを収めました。2015年3月15日、新日本キックボクシング協会「MAGNUM 37」で、再びラジャダムナンスタジアム認定バンタム級王者フォンペート・チューワッタナに挑戦しましたが、判定で敗れました。

2016年7月27日、タイのラジャダムナンスタジアムに初出場し、チョラターン・ギョットプーンポンにKO勝ちを収めました。2019年7月7日、新日本キックボクシング協会「MAGNUM 50」でMAX MUAYTHAI 55kg級王者トーン・ハーブタイジョンジムと対戦し、1Rに3度のダウンを奪いKO勝ち。同年10月20日、新日本キックボクシング協会「MAGNUM 51」でラジャダムナンスタジアム認定バンタム級王者サオトー・シットシェフブンタムに挑戦しましたが、引き分け判定となり、王座獲得はなりませんでした。

2020年8月9日、RIZIN.24で良星と対戦し、1Rに2度のダウンを奪い判定勝ちを収めました。2021年7月18日、RISE WORLD SERIES 2021 OSAKAで行われたRISE DEAD OR ALIVE 2021 -53kgトーナメントに出場。一回戦で風音と対戦し、延長にもつれ込む接戦の末、判定負けを喫しました。

戦績

プロキックボクシング
アマチュアキックボクシング

獲得タイトル

第5代新日本キックボクシング協会フライ級王座
WKBA世界バンタム級王座

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