江戸川女子中学校・高等学校

江戸川女子中学校・高等学校について

江戸川女子中学校・高等学校、通称「江戸女」は、東京都江戸川区に位置する私立の中高一貫校です。1921年に松岡キンの手によって設立され、「教養ある堅実な女性の育成」を建学の精神として、誠実・明朗・喜働の3つの教育方針を掲げています。また、最終的な教育目標として「自立できる人」の育成を目指しています。

教育課程とコース

学校では、2021年度から国際コースが中学校で導入されました。高等学校には国際コースおよび英語科があり、2025年度には英語科が国際英語科に変わる予定です。授業形態は、2021年度までは65分×5コマでしたが、2022年度からは45分×7コマの授業に変更され、より効果的な教育を目指しています。

交通アクセス

江戸川女子中学校・高等学校へは、JR総武線の小岩駅から徒歩約10分、京成線の江戸川駅からは約15分の距離にあります。これにより、通学も便利です。

校則と制服

同校では、校則は中高で共通であり、髪型や制服のスタイルに関して厳格なルールがあります。髪型については、肩にかかる場合は結ぶ必要があります。また、パーマや染髪は禁止されています。制服は、冬服と夏服があり、夏服は透けにくく涼しい素材です。

校則の例として、制服の着崩しが禁止されており、ブレザーは前ボタンを閉じた状態で着用します。中学生のスカート丈は膝頭中間、高校生は膝頭が出る程度と決まっています。また、スマホ使用に関するルールもあり、授業中の使用は禁止とされています。

制服の変遷

制服は時代と共に変化してきました。設立当初はセーラー服が採用されていましたが、1953年以降はブレザーやスカートのデザインが多くの変更を受けました。具体的には、1987年に中学校と高校の制服に差があり、高校生から不満が出たため、規則が多少緩和されました。2022年度からは新しいデザインの制服が導入されています。

主な出身者

江戸川女子中学校・高等学校には多くの著名な卒業生がいます。例えば、グラビアアイドルの山下莉奈さんやフリーアナウンサーの榎本麗美さん、柔道家の関口佐智子さんなどが挙げられます。

系列校

学校法人江戸川学園には多くの系列校が存在し、中でも江戸川大学や江戸川学園取手中学校・高等学校が代表的です。

結論

江戸川女子中学校・高等学校は、品格ある女性の育成を目指しており、教育課程や校則、制服に関して非常に厳格な規定を設けていることが特徴です。また、地域に根ざした教育を提供することで、学習環境を整えています。

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