江村直也

江村直也 (えむら なおや)

江村直也は、1992年5月6日生まれ、広島県福山市出身の元プロ[[野球選手]]で、ポジションは捕手。プロ入り当初は千葉ロッテマリーンズにてゲームを重ね、最終的に635試合に出場し、2023年10月31日をもって現役を引退した。その後は二軍バッテリーコーチとして新たなキャリアをスタートすることが発表された。

経歴

プロ入り前

江村は小学校1年生の頃から野球を始め、福山市立常金中学校では奇才の尾道シニアで投手と捕手を兼任しながら全国大会に出場。この頃、同郷の中田翔選手に影響を受けて、大阪桐蔭高等学校へ進学した。高校では、2年生時に出場した近畿大会でチームを準優勝に導き、選抜大会にも出場した。プロドラフトでは、2010年にロッテから5位指名を受けて入団した。

ロッテ時代

入団初年度の2011年から2012年は一軍に出場することができなかったが、2013年には初めて一軍に出場。捕手としても初スタメンを含む64試合に出場した。打撃は低迷したものの、守備面では捕逸を記録せず、大きな期待がかかっていた。

その後は様々な選手との競争が続くも、特に田村龍弘選手とのポジション争いが影を落とす形となり、出場数は年々減少していった。2019年には開幕戦からホームランを放つなどの活躍もあったが、シーズンを通じて安定した成績を残すことはできなかった。

2020年と2021年は怪我や他選手の台頭により、出場機会が限られた。このような状況が続く中で、江村は数少ないチャンスを生かしつつチームの一員として奮闘した。特に2021年には、プロ初盗塁を記録し、背番号を53から76に変更した。

現役引退後

2023年に、2024年シーズンからは二軍バッテリーコーチとして新たなスタートを切ることが決定した。江村のキャリアは選手としての活躍のみにとどまらず、今後は若手選手育成に貢献する役割を担うことになる。

選手としての特徴

江村は地肩の強さ及び勝負強い打撃が特徴とされ、遠投120メートルの強肩を誇った。また、その明るい性格や愛されキャラとしての一面もファンから支持され、プロ野球界において彼の存在は大きかった。高校時代の同級生には女優やアナウンサーといった有名人もおり、彼の人柄もまた話題を呼ぶ要因となっていた。

江村直也は選手としてのキャリアを経て、新たな挑戦へと歩みを進める中、今後の活躍にも期待が寄せられている。

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