沖洲マリンターミナル

沖洲マリンターミナルの概要

沖洲マリンターミナルは、徳島県徳島市のマリンピア沖洲内に位置する多目的文化施設であり、1994年6月に完成し、同年の6月9日に開業を迎えました。かつては神戸や大阪、関西国際空港、さらに和歌山方面への高速船が発着するターミナルとして機能していましたが、現在ではその役割を終えています。。

施設内には、高速船発着機能はなくなったものの、多目的ホールを中心に、徳島小松島港開発事務所、徳島県立人権教育啓発推進センター、高速バスの乗車券を販売する本四海峡バスの事務所が入居しており、地域に密着した重要な公共施設となっています。さらに、一部路線バスが発着するバスターミナルとしての機能も併せ持っており、交通アクセスの要所としての役割を果たしています。

施設詳細

沖洲マリンターミナルの多目的ホールは約140平方メートルの面積を有し、フォーマルからインフォーマルなイベントまで幅広く受け入れることができ、約50名を収容可能です。特に地域イベントや教育セミナーにおいては、地元住民や来訪者が気軽に利用できるスペースとして重宝されています。

住所は、〒770-0865 徳島県徳島市南末広町6-36で、総合土木庁舎の3階に位置しており、徳島小松島港開発事務所がこのターミナルに関するお問い合わせを受け付けています。

沿革

沖洲マリンターミナルの歴史を辿ると、1994年に開業当初は関西国際空港へのアクセスの拠点や、高速船の基地として設計されました。しかし、時代の変遷に伴い、2002年には和歌山港発着の高速船が廃止され、ターミナルとしての海上機能は失われてしまいました。2013年には高速バスの発着も終了し、交通の中心としての役割は変化を余儀なくされました。

交通アクセス

現在、沖洲マリンターミナルへのアクセス手段は、徳島市営バスが最も一般的です。徳島駅前からは「沖洲マリンターミナル」または「中央卸売市場」行きのバスが利用でき、ぜひ利用を検討してみてください。また、かつて存在した高速バスについては、2013年9月30日まで、阿波エクスプレス大阪号と神戸号が運行されていました。これらのバス停名は「徳島マリンピア」で、現在はその位置づけが変わっています。

まとめ

沖洲マリンターミナルは、徳島の交通と文化の結節点として重要な役割を担ってきた施設です。近年の変化に耐えつつ、新たな地域活動の拠点として人々に利用され続けていることは、地域にとって欠かせない存在であることを物語っています。このターミナルが今後どのような形で地域に貢献していくのか、期待が寄せられています。

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