沖縄県立宮古病院

沖縄県立宮古病院の概要

沖縄県立宮古病院は、沖縄県宮古島市平良に位置する県立の医療機関であり、沖縄県内での重要な医療の拠点となっています。この病院は、県の災害拠点病院に指定されており、地域住民の健康を守るための重要な役割を果たしています。

沿革

この病院の歴史は1950年に遡ります。当初は宮古民政府立結核療養所として設立され、1957年には平良市の現在地に移転しました。その後、1960年に琉球政府立宮古病院に名称を変更し、1972年に本土復帰に伴い沖縄県立宮古病院に改称されました。

1975年には附属の佐良浜診療所が閉鎖され、1977年には新しい建物へと移転が行われました。1995年には附属の池間診療所が休止され、2011年から新たな新築移転工事に取り掛かり、2013年6月1日に現在の場所に移転して新たに開院しました。新しい施設では、地域住民に対して質の高い医療サービスを提供しています。

診療科目

沖縄県立宮古病院は、非常に多様な診療科を持つ医療機関です。以下の診療科目を提供しています。

• - 内科
• - 呼吸器内科
• - 消化器内科
• - 循環器内科
• - 神経内科
• - 外科
• - 消化器外科
• - 心臓血管外科
• - 脳神経外科
• - 整形外科
• - 精神科
• - 小児科
• - 皮膚科
• - 泌尿器科
• - 産科
• - 婦人科
• - 眼科
• - 耳鼻咽喉科
• - リハビリテーション科
• - 放射線科
• - 救急科
• - 歯科口腔外科
• - 麻酔科
• - 腎臓内科

また、附属の多良間診療所も運営されており、地域の医療ニーズに応えています。ただし、かつて存在した池間診療所は2013年に廃止されました。

交通アクセス

宮古病院へは、宮古協栄バスの全系統が利用でき、ほとんどの便が病院を経由しています。ただし、みやこ下地島空港リゾート線の一部便は通っていないため、注意が必要です。

周辺環境

病院の近隣にはカママ嶺公園や沖縄県立宮古総合実業高等学校があります。また、旧病院の跡地には新たに宮古島市未来創造センターが建設され、図書館と公民館が併設されています。このセンターは、2019年8月17日に開館しました。

沖縄県立宮古病院は、その長い歴史と多様な診療科目を通じて、地域の医療と健康を支え続けています。今後も、地域の医療ニーズに応えるために日々努力していくことでしょう。

もう一度検索