沖縄県立那覇特別支援
学校は、
沖縄県那覇市寄宮二丁目に位置する公立の特別支援
学校です。主に肢体不自由のある児童生徒を対象としており、それぞれの個性に合わせた教育を提供しています。
本校の起源は
1960年に遡ります。当初は沖縄整肢療護園の園内に、那覇教育区立神原小
学校と
寄宮中
学校の分教場として設置されました。その後、
1965年には鏡が丘養護
学校の分教場となり、
1969年には琉球政府立那覇養護
学校として独立を果たしました。この年を
学校の設立年としています。
1972年の沖縄返還に伴い、
沖縄県立那覇養護
学校と改称。
1979年には、沖縄整肢療護園内に那覇養護
学校中部分園分教室が開設され、翌年には泡瀬分校として昇格。その後、
1985年には泡瀬養護
学校として独立しました。
2006年の
学校教育法改正により、盲
学校、聾
学校、養護
学校が特別支援
学校に統合されることになり、
2009年には那覇養護
学校から那覇特別支援
学校へと名称を変更しました。
設置学部
本校には以下の学部が設置されています。
小学部
中学部
高等部
各学部では、児童生徒の障害の状態や発達段階に応じた教育課程が編成され、一人ひとりの可能性を最大限に引き出すための指導が行われています。
沿革
以下に、本校の主な沿革をまとめました。
1960年3月1日:那覇教育区立神原小
学校分教場(小学部)、那覇教育区立
寄宮中
学校分教場(中学部)として開校。
1965年9月1日:琉球政府立鏡が丘養護
学校の整肢療護園分教場となる。
1967年10月1日:琉球政府立鏡が丘養護
学校整肢療護園分校として認可。
1969年12月15日:琉球政府立那覇養護
学校として分離独立。
1972年5月15日:
沖縄県立那覇養護
学校に改称。
1979年4月1日:
沖縄県立那覇養護
学校分教室が開校。
1980年4月1日:
沖縄県立那覇養護
学校分教室が
沖縄県立那覇養護
学校泡瀬分校に昇格。
1985年4月1日:
沖縄県立那覇養護
学校泡瀬分校が
沖縄県立泡瀬養護
学校として分離独立。
2009年4月1日:
沖縄県立那覇特別支援
学校に改称。
関連情報
沖縄県特別支援
学校一覧
外部リンク
公式ウェブサイト
沖縄県立那覇特別支援
学校は、長年の歴史の中で、常に児童生徒の成長と自立を支援することを目標としてきました。今後も、地域社会との連携を密にしながら、質の高い特別支援教育を提供していくことが期待されます。