沖縄県道43号線

沖縄県道43号線について

沖縄県道43号線は、沖縄県那覇市前島を起点とし、那覇市西に至る、全長1.92kmの一般県道です。那覇市中心部を東西に横断するこの道路は、那覇港や泊港といった主要な港湾施設を結び、地域住民の生活を支える重要な役割を担っています。

概要

起点: 那覇市前島（前島交差点、国道58号）
終点: 那覇市西（国道390号）
総延長: 1.92km
通過自治体: 那覇市

交差する路線

国道58号（起点）
松山通り（那覇市道、那覇市若狭）
沖縄県道47号線（久米大通り、那覇市久米西武門交差点）
西消防署通り（那覇市道、那覇市西）
国道390号（終点）

愛称

若狭大通り: 起点 - 西武門交差点
上之蔵大通り: 西武門交差点 - 終点

これらの愛称は、地域住民に親しまれており、道路の位置を把握する上でも役立っています。

主要施設

那覇港泊ふ頭
とまりん（泊港再開発ターミナルビル）
那覇市立那覇中学校

これらの施設は、県道43号線沿いに位置し、地域住民の生活に密接に関わっています。

以前あった施設

那覇中央郵便局: かつて久米に位置していましたが、1977年に壷川へ、さらに1997年に現在の場所へ移転しました。旧局舎跡地は公園として整備されています。

路線バス

県道43号線には、那覇バスが運行する複数の路線が乗り入れています。これらの路線は、三重城（旧三重城営業所付近）を経由するものが多く、地域住民の重要な交通手段となっています。

1番・首里牧志線：上之蔵大通りのみ
2番・識名開南線：久米郵便局前 - 西町交差点
3番・松川新都心線：全区間
5番・識名牧志線：久米郵便局前 - 西町交差点
15番・寒川線：久米郵便局前 - 西町交差点
45番・与根線（市外線）：久米郵便局前 - 西町交差点

歴史

県道43号線は、1958年に琉球政府道43号線として指定され、1972年の本土復帰に伴い、沖縄県道43号線となりました。当初は那覇港と泊港を結ぶ港湾道路として重要な役割を担っていました。1986年に泊大橋が開通するまでは、那覇港一帯から安謝方面への抜け道としても利用され、前島交差点では頻繁に渋滞が発生していました。現在でも交通量は多く、渋滞が発生することがあります。

特徴

県道43号線は、那覇市の主要な港湾施設や公共施設を結ぶ重要な道路です。また、地域住民の生活道路としても利用されており、バス路線も多数運行しています。歴史的には、那覇港と泊港を結ぶ重要な役割を担っていましたが、現在は那覇市内の交通を円滑にする役割も担っています。

関連項目

沖縄県の県道一覧

外部リンク

県道43号線
沖縄県南部土木事務所

県道43号線は、那覇市の発展とともに歴史を刻んできた、地域にとってなくてはならない道路と言えるでしょう。

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