沖隆二郎(おき りゅうじろう、
1952年10月25日 - )は、日本の
俳優であり、そのキャリアは舞台、映画、テレビドラマと多岐にわたります。
兵庫県津名郡(現在の
淡路市)出身で、柔道二段、殺陣、乗馬といった特技を持っています。
沖は
兵庫県立津名高等学校を卒業後、1971年4月に上京し、三島由紀夫が主宰していた浪曼劇場
俳優養成所に入所しました。しかし、1972年3月に養成所を卒業した日に劇団が解散するという出来事に遭遇します。その後、同年6月に劇団新国劇に入団し、「
大山克巳」に師事。数々の名作公演に出演し、舞台
俳優としての基礎を築き上げました。
劇団新国劇を退団後、芸能事務所に所属し、映画、テレビ、舞台、CMなど、幅広いメディアで活躍の場を広げます。その演技力は高く評価され、様々な役柄を演じ分けました。1990年から1991年にかけては、ニューヨークに留学し、HBスタジオとED KOVENCEのワークショップで演技を学ぶなど、更なるスキルアップを目指しました。
出演作品としては、映画では黒澤明監督の作品にも参加しており、『影武者』、『乱』、『夢』などに出演しています。また、『
まあだだよ』、『
雨あがる』、『
キネマの天地』、『
ゴジラVSメカゴジラ』など、様々なジャンルの映画に出演しています。
テレビドラマでは、『孤独のグルメ Season4』の第12話に常連男性客役で出演するなど、現代劇にもその姿を見せています。
沖隆二郎は、舞台で培った確かな演技力と、国内外での経験を活かし、今後も様々な作品で活躍することが期待される
俳優です。
外部リンクとしては、所属事務所であるファミリーアーツとプレステージのプロフィールページ、そして本人のウェブサイト「OKI RYUJIRO│film & stage actor」があります。これらのサイトでは、沖隆二郎の最新情報や出演作品の詳細などを確認することができます。