沢田久喜
沢田久喜(さわだ ひさよし、
1947年12月2日 - )は、
北海道羽幌町出身の元
スキージャンプ選手。
プロフィール
北海道羽幌高等学校卒業
明治大学卒業
雪印乳業所属
羽幌高校時代、地元の羽幌炭鉱に所属していた
笠谷昌生の指導を受け、その才能を開花させました。
笠谷幸生らの次代を担う選手として、大きな期待を寄せられていました。
高校、大学時代は国内では無敵を誇り、「史上最強」とまで称され、日本人初のオリンピック優勝も期待されました。しかし、大学4年時から不調に陥り、オリンピック出場という悲願は叶いませんでした。
1966年には、高校生ながら
ノルディックスキー世界選手権オスロ大会に出場。70m級で51位、90m級で36位という成績を残しました。
1970年のビソケタトリ大会では、70m級40位、90m級42位。同年の
ユニバーシアードでは18位でした。
1972年、地元札幌で開催されたオリンピックの代表に選出されましたが、補欠に回り、出場機会はありませんでした。
1977年に現役を引退し、雪印乳業のコーチに就任。1980年4月から1984年3月まで同監督を務めました。1985年からは全日本のコーチとしても活躍し、後進の育成に尽力しました。
日本国内での主な競技成績
1964.02.28:第3回STV杯争奪ジャンプ大会少年組 優勝
1964.03.01:第35回宮様スキー大会国際競技会少年組 優勝
1965.01.31:第20回
北海道スキー選手権大会兼国体予選兼全日本選手権予選少年組 優勝
1965.02.16:第20回国民体育大会冬季大会少年組 優勝
1965.02.26:第43回全日本スキー選手権大会60m級少年組 優勝
1965.03.07:第36回宮様スキー大会国際競技会少年組 優勝
1965.12.19:第2回倶知安町長杯全道ジャンプ大会少年組 優勝
1966.01.09:第7回
NHK杯ジャンプ大会少年組 優勝
1969.01.18:第42回全日本学生スキー選手権大会一部 優勝
1970.01.18:第43回全日本学生スキー選手権大会一部 優勝
1970.12.13:第8回羊蹄シャンツェ全道ジャンプ大会
1971.02.28:第6回
雪印杯全日本ジャンプ旭川大会成年組 優勝
1972.03.19:第7回
雪印杯全日本ジャンプ旭川大会成年組 優勝
1972.03.26:第8回倶知安町長杯全道ジャンプ大会成年組 優勝
1972.12.17:第10回羊蹄シャンツェ全道ジャンプ大会成年組 優勝
1973.02.15:第51回全日本スキー選手権大会(90m級)兼第44回宮様国際競技会スキー大会(90m級)
1973.02.21:第28回国民体育大会冬季大会成年組 優勝
1974.02.20:第29回国民体育大会冬季大会成年組 優勝
1974.03.10:第1回HTB杯ジャンプ大会
1974.03.21:サーキットジャンプ第2戦
1976.02.17:第31回国民体育大会冬季大会成年二部 優勝