河内遙

河内遙（かわちはるか）

河内遙は、日本の漫画家であり、その作品は繊細な感情表現と美しい絵柄で多くの読者を魅了しています。東京都内在住で、日常生活を背景にした作品を中心に、幅広いテーマを手がけています。

プロフィール

女性
東京都立芸術高等学校美術科油画専攻卒業
漫画家、谷川史子のアシスタント経験あり
祖父はアニメーターの古沢日出夫

略歴

2000年に東京都立芸術高校油画科を卒業後、2001年に「ひねもすワルツ」で第3回アックスマンガ新人賞佳作を受賞し、漫画家としてのキャリアをスタートさせました。

作品の特徴

河内遙の作品は、日常の些細な出来事や感情を丁寧に描き出す点が特徴です。登場人物たちの心の葛藤や成長、人間関係の温かさや切なさを、繊細なタッチで表現しています。また、美しい背景描写や独特の構図も、作品の魅力を引き立てています。

主な作品リスト

連載作品

ケーキを買いに（『マンガ・エロティクス・エフ』）
ラブメイク（『コーラス』）
縁側ごはん（『まんがタイムラブリー』2009年1月号 - 2010年3月号）
夏雪ランデブー（『FEEL YOUNG』2009年 - 2011年）
ばらのきのねの（『FEEL YOUNG』2012年5月号 - 2013年9月号）
関根くんの恋（『マンガ・エロティクス・エフ』2009年 - 2014年）
真空片戀パック（『Silky』）
はてなの花（『別冊コーラス』）
オーミ先生の微熱（『ビッグコミックスピリッツ』2010年30号 - 38号）
リクエストをよろしく（『FEEL YOUNG』2014年10月号 - 2019年12月号）
涙雨とセレナーデ（『Kiss』2014年 - 連載中）
ムサシノ輪舞曲（『FEEL YOUNG』2020年8月号 - 連載中）

読み切り作品

ひねもすワルツ（第3回青林工藝舎アックスマンガ新人賞佳作受賞作品、2001年）
豆乳コーヒーブギ（第2回集英社女性漫画誌新人グランプリの最終選考候補作品、2005年）
カミキリムシ（『FEEL YOUNG』2009年3月号）
机上の空恋（『月刊flowers』2010年1月号）
縁側ごはん 番外編（『週刊漫画TIMES』2010年4月2日号）
あのころ僕らが（『コーラス』2010年6月号・7月号）
雨とサイダー（『月刊flowers』2010年8月号）
7階の女（『on BLUE』2010年Vol.1）
庭師待機（『FEEL YOUNG』2012年3月号）
萬年みた夢（『月刊flowers』2012年4月号）
ホログラム忍者カラス（『増刊フラワーズ』・『月刊flowers』2013年10月号）
G線上の地団駄（『月刊flowers』2013年11月号）
14日の金曜日（『月刊flowers』2014年4月号）
アケガタ花壇（『月刊flowers』2014年6月号）
紙のみぞ知る（『月刊flowers』2014年8月号）
ソノタの欲望（『トリビュートブック 100％孤独のグルメ！ 〜それにしても腹が減った…〜』2024年）

書籍

ケーキを買いに（太田出版、2009年）
チルヒ（小池書院、2009年）
ラブメイク（集英社、2009年）
へび苺の缶詰（祥伝社、2009年）
夏雪ランデブー（祥伝社、2010年 - 2013年）
関根くんの恋（太田出版、2010年 - 2014年）
真空片戀パック（白泉社、2010年）
はてなの花（集英社、2010年）
縁側ごはん（芳文社、2010年）
オーミ先生の微熱（小学館、2010年）
文房具ワルツ（小学館、2014年）
涙雨とセレナーデ（講談社、2015年 - 刊行中）
リクエストをよろしく（祥伝社、2015年 - 2020年）
ムサシノ輪舞曲（祥伝社、2021年 - 刊行中）

メディア出演

マンガのラジオ（ニッポン放送のPodcast、2022年） - ゲスト出演

関連人物

北沢バンビ：ほぼデビュー時期が同じで、交流のある漫画家。

外部リンク

パギソレ)
河内遙 (@kawachiharuka) - X（旧Twitter）

もう一度検索