河津駅

河津駅について

河津駅（かわづえき）は、静岡県賀茂郡河津町浜に位置し、伊豆急行伊豆急行線の駅です。この駅は駅番号がIZ13で、1961年12月10日に開業しました。当初の設立から数十年が経過した後、駅舎は2010年にリニューアル工事が完了し、利用者が快適に過ごせる空間となりました。

歴史

『河津駅』は、1961年12月にその歴史が始まりました。その後の2010年には駅舎の改装が行われ、より現代的な施設が整備されました。さらに2015年3月には、河津町にゆかりのある曲「天城越え」が発車メロディとして採用され、伊豆急行線で初めてのご当地メロディーとなりました。これにより、地元の人々や観光客に親しまれる駅としての魅力が増しました。

駅構造と設備

河津駅は高架駅であり、相対式ホームを2面持つ2線構造になっています。駅舎には改札階と各ホームを結ぶエレベーターが設置されているため、バリアフリーにも配慮されています。また、窓口が2か所あり、そのうちの1か所にはマルス端末が導入された「みどりの窓口」があり、ここでは伊豆急行線以外の私鉄や第三セクターの列車を除き、全国のJR券を購入することができます。さらに、自動券売機も1台あるため、スムーズな乗車が可能です。

各列車は方向別に発着し、スルー構造ではないため、乗客は目的地に合わせたホームで待機することができます。この点においても、利用しやすいシステムが整っています。

ICカードの利用

当駅ではSuica及びSuicaと相互利用可能なICカード（PASMO等）が利用でき、伊豆急行線内の全駅での使用が可能です。また、河津駅を含む一部駅には簡易チャージ機も設置されていますので、ICカードを利用した効率的な移動が実現します。

利用状況

2020年度の1日平均乗車人数は392人を記録しており、近年の利用者数は徐々に変化を見せています。地元住民や観光客にとってアクセスの良い駅として、周囲の旅館や観光地への玄関口としても重宝されています。

駅周辺のアクセス

河津駅の近隣には、東海バスの路線が運行されており、バス停「河津駅」では下田営業所や修善寺営業所などから発着するバスが利用できます。これにより、駅から広がる様々な観光スポットへスムーズにアクセスできるのも、この駅の魅力の一つです。

隣接する駅

伊豆急行線沿いには、河津駅の隣に「今井浜海岸駅」（IZ12）があり、稲梓駅（IZ14）も近隣に位置しています。特急「踊り子」や「サフィール踊り子」の隣接停車駅に関しては、各列車の記事で詳細が記されています。

河津駅は、山や海に囲まれた自然豊かな場所に位置しているため、周囲には観光施設も多く点在しています。利用者にとって、利便性の高さと観光地へのアクセスが魅力の駅となっています。

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