河野宏紀

河野 宏紀 (こうの ひろき) のプロフィール

河野宏紀は1996年1月22日生まれ、神奈川県横浜市で育った日本の映画監督および俳優です。彼は若い頃から映画に対する強い情熱を抱いており、その夢を叶えるために様々な挑戦をしてきました。

経歴

最初は日本大学商学部に進学したものの、周囲との関係に苦しみ、明確な目標も持てず2年間を過ごしました。しかし、心の奥には映画制作の夢があり、それを実現させるための第一歩を踏み出す決意をしました。河野は、演技やアクションに必要なスキルを身につけるために、ディーダッシュ・カンパニーの養成所で1年間熱心に学びました。その後、一時的に鈍牛倶楽部に所属し、この期間にさらなる経験を積んでいきました。

2019年、彼は松竹ブロードキャスティングのオリジナル映画プロジェクトのオーディションに参加しました。このオーディションは約1500人の応募者から選ばれるもので、河野は最終的に残った15人の中に入りました。こうして彼は映画『スペシャルアクターズ』に出演し、準主役の役を演じました。この成功は、彼の俳優キャリアの重要な節目となりました。

その後、バイツ（Bites.inc）に所属するものの、2021年の年末で俳優業を一時退く決断をします。その決断の背景には、自分の自主映画を作るという長年の夢があります。2021年10月に彼は脚本を書き上げ、2022年の3月には俳優養成所の同期と共に初監督・初脚本の映画『J005311』を撮影しました。この作品は新人映画監督の登竜門とされる第44回ぴあフィルムフェスティバルにおいて、審査員の満場一致でグランプリを受賞しました。また、2023年4月22日には全国で公開され、彼の才能が広く認められるきっかけとなりました。

主要作品

映画

• - J005311 (2022年製作) - 監督・脚本・製作・整音・衣装・編集・出演
• - 心が叫びたがってるんだ。 (2017年、岩田晋一役)
• - デメキン (2017年)
• - 歩へ (2017年、主演)
• - バレンタイン・シンドローム (2018年)
• - スペシャルアクターズ (2019年、大野宏樹役)
• - 透明人間☆田村透 (2019年、山崎空役)
• - 由宇子の天秤 (2021年、ダイチ役)
• - コロナvs信心 (2022年)
• - ほかげ (2023年)

テレビドラマ

• - バウンサー (2017年)

舞台

• - 劇団アレン座 第8回本公演「アジール街に集う子たち」 (2022年)

ミュージックビデオ

• - JAKIGAN MEISTER「ワールズエンド」 (2017年)

河野宏紀は自身の夢を追う姿勢や、それを現実に変えていく力を持った若い才能として、今後の映画界での活躍に大きな期待が寄せられています。彼の次なるプロジェクトにも目が離せません。

もう一度検索