沼津岡宮インターチェンジ

沼津岡宮インターチェンジの概要

沼津岡宮インターチェンジ（ぬまづおかのみやインターチェンジ）は、静岡県沼津市岡宮に位置する、伊豆縦貫自動車道の一部であり、同道路の起点でもあります。このインターチェンジは、隣接する沼津ICと非常に近くにあり、実質的には両者が連携して利用されることが多いです。特に、沼津ICが東名高速道路の出入り口であるのに対し、沼津岡宮ICは下田方面へのアクセスを提供するハーフインターチェンジです。

通行の特徴

このインターチェンジの大きな特徴は、東駿河湾環状道路が通行する際に料金が発生しないため、料金所が設置されていない点です。ドライバーにとって、快適な料金なしでの通行が可能であることは大きな魅力です。

将来的な計画

沼津岡宮インターチェンジから沼津市原方面へ延伸し、国道1号に接続する計画（II期計画）も進行中です。具体的には、沼津岡宮ICから愛鷹ICまでの2.6 kmの区間が、2015年度に事業化され、地域交通の利便性向上が期待されています。

接続道路

沼津岡宮インターチェンジは、以下の道路と結ばれています。

• - E1 東名高速道路（沼津IC）
• - E70 伊豆縦貫自動車道（東駿河湾環状道路）
• - 静岡県道405号足高三枚橋線（下田方面出入口）

このため、伊豆縦貫自動車道はもちろん、東名高速道路や県道にもアクセスが可能で、多くの行き先に対応しています。

歴史

沼津岡宮インターチェンジは、1987年に岡宮ICとして都市計画が決定され、1989年度には用地の買収が開始されました。その後、1990年度には岡宮ICと長泉IC間が事業化され、1995年度には着工、2009年7月27日に沼津岡宮ICから三島塚原IC間が開通し、正式に供用が開始されました。この長い歴史を経て、地域の重要な交通拠点として機能しています。

周辺情報

周囲には、静岡県警察東部運転免許センターや沼津ぐるめ街道、愛鷹広域公園多目的競技場などがあり、訪れる人々に多彩な楽しみを提供しています。観光名所としても注目されており、沼津インターチェンジと合わせて地域に訪れる観光客にとって便利なアクセススポットとなっています。

IC名の由来

沼津岡宮ICという名称は、沼津市の岡宮という地名に由来しており、隣接する沼津インターチェンジと区別するためにも重要な役割を果たしています。実際の沼津インターチェンジは岡宮の外にあり、足高に位置しているため、正確な位置の識別にも寄与します。


このように、沼津岡宮インターチェンジは、地域の交通網の中心として、今後もその機能を拡充させていくことが期待されています。

もう一度検索