法廷のドラゴン

法廷のドラゴン

概要

「法廷のドラゴン」は、2025年1月17日からテレビ東京系の「ドラマ9」枠で放送されているテレビドラマです。主演は上白石萌音が務め、将棋の世界から弁護士へと転身した主人公が、独自の視点と論理で事件を解決していく姿を描いています。

あらすじ

主人公の天童竜美は、かつてプロ棋士を目指していたが、その夢を諦め弁護士の道を選びました。「歩田法律事務所」に所属し、所長の歩田虎太郎と共に、様々な事件に立ち向かいます。竜美の鋭い洞察力と将棋で培った思考力は、法廷で新たな風を巻き起こします。

キャスト

主要人物

天童竜美（てんどう たつみ）
演 - 上白石萌音
「歩田法律事務所」の新米弁護士。元奨励会員で、将棋の才能を生かした弁護活動を展開します。持ち前の勝負強さと冷静さで、困難な事件にも果敢に挑みます。

歩田虎太郎（ふだ こたろう）
演 - 高杉真宙
「歩田法律事務所」の所長兼弁護士。腕は良いものの、どこか頼りない一面もあります。敗訴続きで経営難に陥っている事務所を立て直そうと奮闘します。

周辺人物

駒木兎羽（こまき とわ）
演 - 白石麻衣
将棋界における竜美のライバル。竜美の過去を知る人物で、彼女の弁護士としての活躍を気にしています。

歩田羊次郎（ふだ ようじろう）
演 - 藤井隆
虎太郎の亡き父親で「歩田法律事務所」の先代所長。生前は腕利きの弁護士として活躍していました。

天童香澄（てんどう かすみ）
演 - 和久井映見
竜美の母。竜美が弁護士を志すきっかけとなった人物で、その決意を強く後押しします。

天童辰夫（てんどう たつお）
演 - 田辺誠一
竜美の父。判事として、法曹界を支える存在です。

乾利江（いぬい としえ）
演 - 小林聡美
羊次郎の代から事務所を支えるパラリーガル兼経理。事務所の運営を陰で支え、虎太郎と竜美の良き相談相手です。

ゲスト

第1話ゲスト
香坂絹子 演 - 松坂慶子
押し買いの被害に遭った依頼人。大切な物を取り戻すために「歩田法律事務所」を訪れます。
香坂宏紀 演 - 山中崇
絹子の息子。伏共商事営業三課に勤務し、精密機器を担当しています。
桐丘祐也 演 - 水石亜飛夢
絹子の家に押し買いに来た人物。過去に窃盗で逮捕されています。
落合徳彦 演 - 小松利昌
大手弁護士事務所「セブンスランク法律事務所」の弁護士。桐丘祐也の弁護を担当します。
桐丘昭宜 演 - 俵木藤汰
祐也の父。大手精密機器メーカーの取締役です。
丸橋和登 演 - 續木淳平
リサイクルショップ店長。桐丘祐也を使って押し買いをしていた主犯格です。
香坂聡子 演 - 宮菜穂子
宏紀の妻。
香坂陽葵 演 - 吉田萌果
宏紀と聡子の娘。
裁判官 演 - 松原正隆
香坂絹子原告裁判の裁判官。
香坂 演 - 河野宏明
香坂絹子の夫。故人。
依頼人 演 - 岩本えり
離婚訴訟を依頼したが、慰謝料が取れず報酬を払わないと激怒する依頼人。
廷吏 演 - 三嶋健太
虎太郎担当の離婚訴訟の裁判所事務官。
福浦里麻 演 - 柿澤ゆりあ
桐丘祐也の恋人。アパレルショップ店員。
書記官 演 - 松尾淳一郎
香坂絹子原告裁判の書記官。

スタッフ

脚本: 戸田山雅司
音楽: 篠田大介
主題歌: Novelbright「ワインディングロード」（UNIVERSAL SIGMA / ZEST）
監督: 堀江貴大、片山雄一
将棋指導: 中村桃子、伊藤明日香
プロデューサー: 濱谷晃一（テレビ東京）、藤田絵里花（テレビ東京）、木村綾乃（The icon）、高橋香奈実（The icon）
制作: テレビ東京、The icon
制作著作: 「法廷のドラゴン」製作委員会

放送日程

初回は21時～22時4分の10分拡大放送です。

将棋用語

劇中では、主に天童竜美のセリフに将棋用語やそのパロディが登場します。

最善手: 局面で最も良い着手。
悪手: 局面で指すべきではなかった着手。失着。
裁判は駒の損得より速度: 「終盤は駒の損得より速度」という格言を元にした言葉。裁判も、将棋の終盤のように、迅速に進めることが重要であることを示唆しています。
将棋は打つではなく指すもの: 将棋は「指す」、囲碁は「打つ」が正しいという言葉。
読みが足りませんでした: 局面で、有利に進められた可能性があったのに、それを実現できなかったことを悔やむ言葉。
投了: 対局で負けを認めること。ただし、投了寸前でも逆転の可能性はあります。

外部リンク

ドラマ9「法廷のドラゴン」 | テレビ東京

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