法政大学大学院公共政策研究科

法政大学大学院公共政策研究科

法政大学大学院公共政策研究科は、複雑化する現代社会における公共政策の課題解決に貢献できる高度な専門職業人を育成することを目的として、2012年に設立されました。この研究科では、公共政策領域だけでなく、社会全体の課題解決に向けて、多角的な視点から研究を進める必要性が高まっているという認識のもと、学生が以下のような能力を習得できるよう教育を行っています。

論理的思考力：課題の本質を見抜き、体系的に解決策を導き出す力
創造力：既存の枠にとらわれず、新たな価値を生み出す力
分野横断的な思考力：異なる分野の知識を組み合わせ、複合的な課題に対応する力
実務能力：社会で実際に役立つ実践的なスキル

専攻とコース

公共政策研究科には、以下の2つの専攻が設置されており、それぞれ修士課程と博士後期課程が設けられています。

公共政策学専攻

公共政策学専攻では、公共政策の立案、実施、評価に関する専門知識とスキルを習得できます。以下の2つのコースがあります。

公共マネジメントコース：行政組織や公共団体のマネジメントに関する理論と実践を学びます。
政策研究コース：政策の分析、評価に関する専門知識とスキルを習得します。

サステイナビリティ学専攻

サステイナビリティ学専攻では、地球環境問題や社会の持続可能性に関する専門知識とスキルを習得できます。以下の2つのコースがあります。

国際協力フィールドスタディ：国際的な視点から持続可能な社会の実現に向けた実践的な研究を行います。
サステイナビリティ研究入門：サステイナビリティに関する基礎的な知識を幅広く学びます。

社会人への門戸

本研究科は、一般学生だけでなく、公共政策研究や学際的な研究に関心を持つ社会人にも広く門戸を開いています。社会人の方々が、これまでの経験や知識を活かしながら、より専門的な知識とスキルを習得し、社会の課題解決に貢献できるよう支援しています。

沿革

2012年：公共政策学専攻を設置
2015年：連帯社会インスティテュートを設置
2016年：サステイナビリティ学専攻を設置
2019年：上海外国語大学との共同学位プログラムを開設
2021年：スポーツ健康学研究科に博士後期課程を設置

施設・キャンパス

法政大学大学院棟：東京都新宿区市谷田町2-15-2
新見附校舎：東京都新宿区市谷田町2-16

担当教員（一部）

公共政策学専攻

杉崎和久（都市計画・まちづくり）
土山希美枝（公共政策学・自治体論）
名和田是彦（公共哲学・コミュニティ論）
林嶺那（行政学・公共管理論）
廣瀬克哉（行政学・公共政策学）
淵元初姫（比較政治学・コミュニティ政策）
天本哲史（行政法）
白鳥浩（政治学・国際政治学）
多田和美（国際経営論）
中筋直哉（地域社会学・都市社会学・社会調査法）

サステイナビリティ学専攻

岡松暁子（国際法・海洋法・国際原子力法・国際環境法）
金藤正直（経営学・会計学・地域研究）
北川徹哉（環境流体・気象社会論・流体関連振動）
小島聡（行政学・地方自治論・自治体政策論）
杉戸信彦（自然地理学・自然災害）
杉野誠（環境経済学・都市経済学・応用ミクロ経済学）
高田雅之（生物多様性・自然環境政策・自然再生）
高橋五月（環境人類学・海洋人類学・災害人類学・科学技術論）
武貞稔彦（国際開発・途上国援助・環境と開発）
辻英史（ドイツ近現代史）
永野秀雄（日米比較法）
長谷川直哉（サステイナビリティ経営・CSR）
藤倉良（国際環境協力・環境システム科学）

学術交流

公共政策研究科は、国際的な学術交流も積極的に行っています。特に、中国の北京大学、韓国の延世大学とは、2012年に学術交流協定を締結し、毎年国際会議を開催するなど、活発な交流を行っています。

外部リンク

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法政大学大学院
* 法政大学

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