波田駅

波田駅

波田駅（はたえき）は、長野県松本市波田鍋割に位置する、アルピコ交通上高地線の駅です。駅番号はAK-12で、地域交通の要所としての役割を担っています。

歴史

波田駅の歴史は、1922年（大正11年）5月10日に、筑摩鉄道島々線の波多駅として開業したことに始まります。その後、会社の社名変更や路線名の変更を経て、現在のアルピコ交通上高地線の駅となりました。1956年（昭和31年）には、駅名表記が「波多」から「波田」へと変更されました。以下に主な歴史をまとめます。

1922年（大正11年）5月10日：筑摩鉄道島々線の波多駅として開業。
1932年（昭和7年）12月2日：社名変更により松本電気鉄道島々線の駅となる。
1955年（昭和30年）：路線名変更により松本電気鉄道上高地線の駅となる。
1956年（昭和31年）5月1日：波田駅に改称（駅名の「多」を「田」に改名）。
2011年（平成23年）4月1日：アルピコ交通に社名変更。

駅構造

波田駅は、1面2線の島式ホームを有する地上駅です。終日駅員が配置されている直営駅で、利用者の安全と利便性をサポートしています。特徴的な点として、上高地線の他の駅とは異なり、列車交換が右側通行で行われています。かつては左側通行でしたが、変更されています。また、松本寄りに約100mの場所に11キロポストが設置されています。駅舎とホームの間には構内踏切があり、駅舎側が2番線となっています。駅は梓川の河岸段丘の崖上に位置しており、西側の渕東駅へ向かう線路は、この崖を斜めに下るように敷設されています。

のりば

波田駅のホームは1面2線で、列車交換が行われる際には、それぞれの線路が使用されます。

付記事項

両線には出発信号機が両側に設置されており、入線した方向とは反対に折り返すことも可能です。1960年代までは、下り線の南側に数本の引込線が存在し、日本通運の営業所も設置されていました。

利用状況

松本市統計書によると、波田駅の1日平均乗車人員は以下の通りです。

（具体的な数値は、最新の統計情報を参照ください。）

駅周辺

波田駅周辺は、波田地区の中心部として栄えています。駅舎の東側には、「はたはたランド」というテナント店舗が併設されており、地域住民の生活を支えています。

バス路線

波田駅からは、以下のバス路線が利用可能です。

ぐるっとまつもとバス（2023年4月現在）
梓川・波田線：梓川経由・倭公園前・梓橋駅方面（1日1便のみ八景山公民館経由）
朝日・波田線：アイシティ21経由・西洗馬公民館行き
奈川・安曇線：稲核・奈川渡ダム・川浦方面
波田循環バス
2023年3月31日までは、以下の路線がありました。
松本市西部地域コミュニティバスD線（村井・村井線）：まつもと医療センター行（うち1便は村井駅まで）
松本市西部地域コミュニティバスE線（平田・波田線）：松本市立病院行、ツルヤ平田店行

隣の駅

アルピコ交通上高地線における波田駅の隣の駅は以下の通りです。

下島駅（AK-11） - 波田駅（AK-12） - 渕東駅（AK-13）

脚注

注釈

（特筆すべき注釈はありません）

出典

（出典については、アルピコ交通の公式サイトや松本市の統計資料を参照ください。）

関連項目

日本の[[鉄道駅一覧]]

外部リンク

アルピコ交通の公式サイトへのリンク'>波田駅 - アルピコ交通

波田駅は、歴史ある駅でありながら、地域住民の生活を支える重要な交通拠点です。駅周辺の商業施設やバス路線との連携により、利便性の高い駅として機能しています。

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