泣かないでMY LOVE
「泣かないでMY LOVE」は、1982年
3月21日にアルフィーがリリースした12枚目の
シングルです。この曲は、彼らのアルバム『doubt,』からの先行
シングルとして位置付けられており、オリジナルアルバムに収録される表題曲としては、「無言劇」以来、実に5作ぶりの作品です。さらに本作は「
宛先のない手紙」以来、2曲目の坂崎主導のボーカルとなっています。
特筆すべきは、この
シングルが「冬将軍」以来、
日曜日に発売されたのが久しぶりであることです。2021年の時点で、アルフィーの
シングルの中で、
日曜日にリリースされたのはこの「泣かないでMY LOVE」が最後となっています。ジャケットには、タイトルと共に「DON'T CRY MY LOVE」という英語表記も加えられており、視覚的にも印象的なデザインとなっています。
また、この曲は1992年に発売された「
Promised Love -
THE ALFEE|THE_ALFEE BALLAD SELECTION-」にも新たにアレンジされて収録されており、オリジナル版からの変更点が見受けられます。特にサビの部分では、オリジナルではメインボーカルの坂崎が先に歌い、コーラスの二人がそれに続く構成でしたが、新アレンジ版ではまずコーラスが先行し、その後に坂崎が加わる形に変わっています。これは曲のダイナミズムを一層高める変更と言えるでしょう。
収録曲
1.
泣かないでMY LOVE
作詞・作曲:
高見沢俊彦、編曲:
井上鑑
2.
モーニング・コールでラスト・キッス
作詞・作曲:
高見沢俊彦、編曲:
井上鑑
収録作品
カタログ
- - EP:7A 0163
- - CD:S10A 0120(1988年6月21日発売)
このように「泣かないでMY LOVE」は、アルフィーの音楽的な側面や成長を象徴する重要な作品であり、多くのファンに愛され続けています。