泰陵入口駅

泰陵入口駅の紹介

泰陵入口駅（テルンイックえき）は、大韓民国ソウル特別市の蘆原区に位置するソウル交通公社の主要な駅です。この駅は、便利なアクセスを提供する6号線と7号線の交差点として利用されています。

利用可能な鉄道路線

泰陵入口駅は、以下の2つの鉄道路線で利用できます：

• - 6号線（駅番号645）
• - 7号線（駅番号717）

歴史

泰陵入口駅の歴史は1996年にさかのぼります。1996年10月11日には、7号線の駅が最初に開業しました。しかし、その後1998年5月に発生した集中豪雨による浸水事故により、一時的に営業が停止しました。この出来事は6号線の開業にも影響を及ぼしました。

経て2000年8月7日には、6号線の駅も開業し、完全な乗換駅として機能するようになります。2017年には、ソウル特別市都市鉄道公社とソウルメトロが統合され、現在のソウル交通公社の駅となりました。

駅構造

泰陵入口駅は地下に位置し、6号線と7号線の両方に相対式ホームを持つ2面2線の構造となっています。ホームにはフルスクリーンタイプのホームドアが設置されており、利用者の安全が考慮されています。6号線から7号線に乗り換える場合は、6号線ホームの東端にある連絡階段を利用する必要があります。逆に、7号線から6号線への乗り換えも同様で南端の連絡階段を使わなければなりません。

エレベーターを利用する場合は、改札階行きのエレベーターを使って改札外での連絡をする必要があります。6号線の改札階は地下1階、7号線の改札階は地下3階に位置し、それぞれの改札口が設けられています。トイレは両階の改札外に設置されています。

また、出入口は1番から7番までの7つがあり、多くの利用者に対応できるようになっています。駅の案内上ののりば番号は設定されていませんが、周囲の案内を参考に移動することができます。

利用状況

近年の駅利用者の数は増加傾向にあり、特に6号線が開業した2000年8月7日から同年の12月31日までの期間では、147日間の平均利用者数が記録されています。これにより、多くの乗客がこの駅を利用していることが分かります。

駅周辺の施設

泰陵入口駅の周辺には、さまざまな施設が揃っています。孔陵市場、孔陵郵便局、ソウル孔陵初等学校、老人雇用安定センターなどが近くにあります。また、東一路、シンドアパート、月陵橋なども周辺にあり、地域住民や観光客にとって便利な環境が整っています。さらに、泰陵国際総合射撃場や泰陵民防衛教育場、ソウル生活史博物館など、多様な文化施設も周辺に点在しており、様々な興味を持つ人々が訪れます。

隣の駅

泰陵入口駅の隣には、

• - 6号線の石渓駅（644号）
• - 7号線の孔陵駅（716号）

があります。これにより、鉄道での移動が非常に便利な場所に位置しています。

泰陵入口駅は、その立地条件や施設の充実さから、多数の利用者に支持されている重要な交通拠点であり、今後の利用者増加も期待されます。

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