洛西ケーブルビジョン(RCV京都)について
洛西ケーブルビジョン株式
会社(通称:RCV京都)は、かつて
京都府京都市西京区に本社を構え、地域に根ざした
ケーブルテレビ局として親しまれていました。
1976年10月9日に開局し、
京都市西京区の洛西ニュータウンとその周辺地域(大原野、大枝、御陵坂)を主なサービスエリアとしていました。
概要
RCV京都は、有線による地上波放送、
衛星放送(BS・CS)の同時再放送、そして地域に密着した自主放送(コミュニティチャンネル)の企画・制作を主要な事業として展開していました。地域住民にとって、身近な情報源として重要な役割を果たしていました。
2015年3月31日時点での加入世帯数は13,798世帯に達し、地域社会に深く浸透していたことが伺えます。また、
2015年夏からはIP電話サービスも開始し、通信サービスにおいても地域住民のニーズに応えようとしていました。
しかし、2021年3月31日、同業の
ZTV(本社:
三重県津市)の子
会社となり、その歴史に転換期を迎えます。そして、2022年4月1日付で
ZTVに吸収合併され、洛西ケーブルビジョンは解散しました。長年にわたり地域に貢献してきた
ケーブルテレビ局の幕引きとなりました。
株主構成
かつての主な株主構成は以下の通りでした。
京都新聞社
洛西ニュータウン管理公社
京都信用金庫
京都銀行
KBS京都
三菱UFJ銀行
住友電気工業
清水建設
京阪神ケーブルビジョン
ブロードネットマックス
PSSJ
これらの株主からも、地域社会との繋がりや、様々な企業からの支援を受けていたことがわかります。
主な放送チャンネル
地上波系列の再
放送局をはじめ、多岐にわたるチャンネルを提供していました。具体的なチャンネル名については割愛しますが、地域情報の発信に力を入れていたことが特徴です。
関連事項
ケーブルテレビに関する一般的な情報として、以下の項目が挙げられます。
ケーブルテレビ局の一覧
セットトップボックス
ホームターミナル
ケーブルテレビ
日本ケーブルラボ
日本
ケーブルテレビ連盟
日本ケーブルキャスセンター
日本CATV技術協会
これらの関連事項を通じて、
ケーブルテレビ業界の全体像を把握することができます。
外部リンク
RCV京都 ※2022年4月以降
ZTVに転送
(現在は
ZTVへ転送されます)
洛西ケーブルビジョンは解散しましたが、その地域社会への貢献は忘れられることはありません。
ZTVに引き継がれたサービスが、今後も地域住民のニーズに応え続けることを期待します。