流通経済大学ラグビー部

流通経済大学ラグビー部

流通経済大学ラグビー部は、茨城県龍ケ崎市に拠点を置く流通経済大学の体育会クラブです。現在、関東大学ラグビーリーグ戦グループの最上位カテゴリーである1部に所属し、大学ラグビー界において重要な存在感を示しています。

戦績と歴史

チームは長年にわたり、関東大学ラグビーリーグ戦グループ1部で活動してきました。特に近年は目覚ましい成績を残しており、同リーグでは3度の優勝（2011年度、2013年度、2014年度）を達成しています。この連続優勝を含む実績は、チームがこのカテゴリーにおいて強豪としての地位を確立していることを証明しています。

全国規模の大会では、全国大学ラグビーフットボール選手権大会にこれまでに23回出場しています。優勝経験こそありませんが、最高成績としてベスト8に進出しており、全国の舞台で実力を発揮してきました。また、特定の大会においても実績を残しており、全国地区対抗大学ラグビーフットボール大会で1回（1992年度）、セブンズの大会であるYC&AC JAPAN SEVENSで3回（2013年度、2014年度、2015年度）の優勝経験があります。

これらの戦績は、一貫したチーム強化と選手の育成が実を結んだ結果と言えるでしょう。

OB選手の活躍と指導者

流通経済大学ラグビー部の大きな特徴の一つは、数多くのOB選手をラグビー界の様々な分野に輩出している点です。現役選手として、ジャパンラグビーリーグワン（旧トップリーグ）をはじめとする国内主要リーグや海外で活躍する選手が多数存在します。湯原祐希氏（故人）のように日本代表として活躍した選手も輩出しており、OBたちの活躍はチームの誇りであり、現役選手の目標となっています。

また、多くのOBが卒業後もラグビーに関わり、大学や高校、社会人チームで指導者やチームスタッフとして後進の育成に貢献しています。戸井田幸佑氏、伊藤武氏、伊藤徹氏、栗原喬氏、横山洋人氏など、指導者として名を連ねるOBも少なくありません。

ラグビー選手としてのキャリアだけでなく、社会の多様な分野で活躍するOBもいます。パティシエであり、現OB会長を務める三嶋隆夫氏や、企業の要職に就いているOBなど、ラグビーで培った精神力を活かして社会で成功している卒業生も多く、チームのOBネットワークは非常に広範です。

チームを取り巻く環境

流通経済大学はラグビーの強化に力を入れており、男子チームである流通経済大学ラグビー部だけでなく、女子ラグビーチームであるRKU龍ケ崎GRACEも活動しています。これは、大学全体としてラグビーというスポーツの振興に取り組んでいる姿勢を示しています。チームは大学のキャンパス内に拠点を持ち、恵まれた環境で日々の練習に取り組んでいます。

今後の展望

関東大学ラグビーリーグ戦グループ1部でのさらなる優勝、そして悲願である全国大学選手権での上位進出を目指し、チームは日々研鑽を積んでいます。OBや関係者の支援を受けながら、新たな歴史を築くべく活動を続けていくことでしょう。

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