海上自衛隊幹部学校

海上[[自衛隊]]幹部学校について

海上[[自衛隊]]幹部学校（JMSDF Staff College）は、東京都目黒区の防衛省目黒地区内に位置する、海上[[自衛隊]]の最高教育機関です。旧大日本帝国海軍の海軍大学校に相当し、海上[[自衛隊]]の幹部自衛官の育成を担っています。

概要

幹部学校は、上級指揮官および幕僚を育成することを目的としており、以下の3つの課程を設置しています。

指揮幕僚課程（CS課程）: 選抜試験に合格した者のみが入校できる課程で、幹部としての基礎能力を養成します。
幹部高級課程: CS課程修了者の中から選抜された1佐、2佐を対象とした、より高度な知識と指揮能力を養成する課程です。
幹部特別課程: 特定分野に関する専門知識を深めるための課程です。

これらの課程を通じて、海上[[自衛隊]]の幹部自衛官は、高度な知識や指揮能力、問題解決能力などを身につけ、部隊や組織の中核を担う人材として成長していきます。

沿革

海上[[自衛隊]]幹部学校の歴史は以下の通りです。

1954年（昭和29年）9月1日: 神奈川県横須賀市に、海上[[自衛隊]]術科学校内に新設されました。
1955年（昭和30年）: 特修科課程と本科課程が開始され、開校記念式典が実施されました。
1956年（昭和31年）: 小平駐屯地に移転し、指揮幕僚課程が開始されました。
1957年（昭和32年）: 教育部と研究部が発足しました。
1958年（昭和33年）: 教育部と研究部に組織が設置され、本科課程が幹部高級課程に改称されました。
1959年（昭和34年）: 特修科課程が幹部特別課程に改称され、副校長が設置、市ヶ谷地区に移転しました。
1960年（昭和35年）: 資料課が新設されました。
1987年（昭和62年）: 企画室が新設されました。
1994年（平成06年）: 目黒地区に移転し、図演装置運用課が新設されました。
1996年（平成08年）: 会計課が新設されました。
1999年（平成11年）: 企画室が廃止され、計画課が新設されました。
2013年（平成25年）: 内部組織が改編され、企画部、防衛戦略教育研究部、運用教育研究部の三部体制となりました。

設置されている課程

幹部高級課程
指揮幕僚課程
幹部特別課程

組織

現在の組織は以下の通りです。

企画部
総務課
企画課
会計課
資料課
防衛戦略教育研究部
教務課
主任教官（3人）
主任研究開発官（1人）
学校教官
研究部員
運用教育研究部
図演装置運用課
主任教官（3人）
主任研究開発官（1人）
学校教官
研究部員

以前の組織（2013年5月16日以前）

総務課
計画課
会計課
資料課
教育部
教務課
主任教官（4人）
学校教官
研究部
図演装置運用課
主任研究開発官（4人）
研究部員

主要幹部

主要幹部については、公式ウェブサイト等で最新の情報をご確認ください。

出典

防衛庁海上幕僚監部『海上[[自衛隊]]幹部学校50年史』（2003年）

外部リンク

海上[[自衛隊]]幹部学校（公式サイト）
海上[[自衛隊]] 幹部学校【公式】(@jmsdf_msc) - Twitter
* 海上[[自衛隊]]幹部学校の組織に関する訓令

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