小平駐屯地

陸上自衛隊小平駐屯地について

陸上自衛隊小平駐屯地は、東京都小平市喜平町に所在する陸上自衛隊の駐屯地です。この地には、陸上自衛隊小平学校をはじめとする複数の部隊・機関が駐屯しており、防衛における重要な役割を担っています。

概要

駐屯地司令は、陸上自衛隊小平学校長が兼務しています。かつては駐屯地業務隊や会計隊が存在していましたが、小平学校の新編に伴い廃止されました。また、駐屯地内には警察庁外事技術調査室の傍受施設である警察庁小平通信所が設置されています。

歴史

小平駐屯地は、その歴史の中で様々な変遷を遂げてきました。

保安隊時代

1954年（昭和29年）3月20日：久里浜[[駐屯地]]から保安隊業務学校が移駐しました。
1954年（昭和29年）3月22日：久里浜[[駐屯地]]から保安隊幹部学校が移駐しました。
1954年（昭和29年）3月25日：旧陸軍経理学校跡地の一部に保安隊の小平駐屯地として開設されました。

陸上自衛隊小平駐屯地時代

1954年（昭和29年）7月1日：保安隊から陸上自衛隊へ移管されました。
1954年（昭和29年）9月10日：業務学校第2部が陸上自衛隊調査学校として独立しました。

航空自衛隊・海上自衛隊の移駐

1955年（昭和30年）9月20日：防府基地から航空自衛隊幹部学校が移駐しました。
1956年（昭和31年）4月20日：業務学校、調査学校が越中島駐屯地へ移駐しました。
1956年（昭和31年）6月12日：横須賀市田浦から海上自衛隊幹部学校が移駐しました。
1959年（昭和34年）12月20日：海上自衛隊幹部学校が市ヶ谷地区に移駐しました。
1959年（昭和34年）12月22日：航空自衛隊幹部学校が市ヶ谷基地に移駐しました。
1959年（昭和34年）12月26日：陸上自衛隊幹部学校が市ヶ谷駐屯地に移駐しました。

陸上自衛隊小平駐屯地再編

1960年（昭和35年）1月6日：業務学校、調査学校が越中島駐屯地から移駐しました。
1974年（昭和49年）：第305基地通信隊「通信所」が完成しました。
1975年（昭和50年）：第305基地通信隊通信所が第316基地通信中隊小平派遣隊へ改編されました。
1995年（平成7年）：第316基地通信中隊小平派遣隊を第309基地通信中隊小平派遣隊へ改編されました。
2001年（平成13年）3月27日：業務学校、調査学校、小平駐屯地業務隊及び第412会計隊及び警務連絡班が統合して、陸上自衛隊小平学校が創立されました。
2004年（平成16年）9月：小平駐屯地開設50周年を迎えました。
2008年（平成20年）3月26日：警務連絡班が再編されました。
2018年（平成30年）3月27日：小平学校情報教育部・語学教育部が廃止され（陸上自衛隊情報学校へ改組）、新たな体制となりました。

駐屯部隊・機関

現在、小平駐屯地には以下の部隊・機関が駐屯しています。

防衛大臣直轄部隊・機関

陸上自衛隊小平学校
陸上自衛隊情報学校
第2教育部（旧小平学校語学教育部）
警務隊
東部方面警務隊
第126地区警務隊
小平連絡班

東部方面隊隷下部隊

東部方面システム通信群
第105基地システム通信大隊
第305基地通信中隊
小平派遣隊

最寄りの幹線交通

小平駐屯地へのアクセスには、以下の交通手段が利用できます。

高速道路: 中央自動車道国立府中IC
一般道: 国道20号、東京都道5号新宿青梅線、東京都道7号杉並あきる野線、埼玉県道・東京都道17号所沢府中線、東京都道133号小川山府中線、東京都道248号府中小平線
鉄道: JR東日本中央線国分寺駅、西武多摩湖線 一橋学園駅
飛行場: 調布[[飛行場]]、横田[[飛行場]]、入間基地（その他の飛行場）

まとめ

小平駐屯地は、陸上自衛隊の重要な拠点の一つであり、多くの部隊・機関が活動しています。その歴史は長く、様々な変遷を経て現在の形に至っています。防衛における重要な役割を担い、地域社会との連携も密接に行われています。

外部リンク

小平駐屯地
陸上自衛隊 小平駐屯地（@JGSDF_KODAIRApr）- Twitter

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