海田明里

海田明里：ゲーム音楽界の多才な作曲家

海田明里氏は1974年1月10日、兵庫県生まれの作曲家です。大阪音楽大学短期大学部音楽学科卒業後、株式会社カプコンに所属。2005年に同社を退社し、現在はフリーランスとして活躍しています。ゲームミュージックを中心に、作詞やボーカルなど幅広い分野で才能を発揮する、まさにゲーム音楽界のマルチプレイヤーと言えるでしょう。

数々の名作ゲームに彩りを添える

彼女の作曲した楽曲は、多くのゲームファンに愛されています。代表的な作品としては、アーケードゲーム『サイバーボッツ フルメタルマッドネス』や『ヴァンパイアハンター』、そして家庭用ゲーム機では『バイオハザード』（PS、SS）、『ブレス オブ ファイアIII』（PS、PSP）、『ロックマン&フォルテ』（SFC、GBA）、『ディノクライシス』（PS）、『鬼武者3』（PS2）、『大神』（PS2）、『ロックマンエグゼ』シリーズ、『流星のロックマン3』（DS）、『ロックマン10 宇宙からの脅威!!』（Wii、PS3、Xbox 360）、『ときめきメモリアル Girl's Side 3rd Story』（DS）、『ラブプラス』シリーズ、『とんがりボウシ』シリーズなど、枚挙に暇がありません。これらは、いずれも高い人気を誇るタイトルであり、海田氏の楽曲がゲームの世界観を豊かに彩っている証と言えるでしょう。

さらに、近年ではスマートフォンアプリ『茜さすセカイでキミと詠う』や、家庭用ゲーム機『EARTH DEFENSE FORCE: IRON RAIN』（PlayStation 4|PlayStation_4）など、プラットフォームにとらわれず、様々なゲーム作品に携わっています。

ユニット活動と多彩なアレンジワーク

2013年7月からは、作曲家の光吉猛修氏とのユニットPiNEdとしても活動。それぞれの持ち味を活かした、新たな音楽表現に挑戦し続けています。

また、彼女の活動は作曲にとどまりません。数多くのゲームタイトルのサウンドトラックだけでなく、アレンジアルバムにも積極的に参加しています。代表的なものとして、『サイバーボッツ・アーケードゲームトラック』、『ヴァンパイアハンター アーケードゲームトラック』、『バイオハザード サウンドトラックリミックス』、『ブレス オブ ファイアIII オリジナルサウンドトラック』など、多様な作品に携わっています。これらのアレンジ作品は、オリジナル楽曲の魅力を再発見できるだけでなく、海田氏自身の音楽性も感じ取れる、ファン必聴のアイテムと言えるでしょう。

さらに、『ロックマンゼクス』シリーズのサウンドトラックでは、Akari Groves名義で参加するなど、活動の幅はますます広がりを見せています。

まとめ

海田明里氏は、ゲーム音楽界における重要な存在です。長年に渡るキャリアと豊富な経験、そして多様な才能により、これからも多くのゲームファンを魅了し続けることでしょう。彼女の今後の活躍に期待しましょう。

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