EARTH DEFENSE FORCE: IRON RAIN

EARTH DEFENSE FORCE: IRON RAIN

『EARTH DEFENSE FORCE: IRON RAIN』は、ディースリー・パブリッシャーが2019年に発売したサードパーソン・シューティングゲームで、開発はユークスが担当しています。PlayStation 4|PlayStation_4版は2019年4月11日に発売され、その後同年10月15日にWindows版がSteamを通じて配信されました。これは地球防衛軍シリーズとは異なる独自のストーリーと設定を持っており、シリーズのナンバリングタイトルや『EARTH DEFENSE FORCE: INSECT ARMAGEDDON』との関連はありません。

ゲームの特長

本作は、地球防衛軍シリーズとは異なる新たな視点とアプローチを取り入れたプロジェクトとして発表され、開発にあたってはこれまでのシリーズとは異なるユークスによって制作されました。テーマ曲を新垣隆が手掛け、クリーチャーデザインには大山竜が参加しています。

ゲームは主にキャンペーンモードとマーセナリーモードの2つのモードに分かれています。キャンペーンモードでは、プレイヤーは様々なミッションをクリアしながらストーリーを進めていきます。難易度はEASYからDISASTERまでの5段階が用意されており、各ミッションを成功させることで新しい武器や衣装を獲得する機会が増えます。クリア報酬として得られるクレジットを使用して、武器や衣装を購入したり、ミッション内で得られるエナジージェムを活用したりすることができます。

一方、マーセナリーモードはオンライン専用の対戦モードで、プレイヤーはEDFかカインドレッド・レベリオンの陣営に所属し、エナジージェムを巡る戦いに挑むことになります。

ゲームシステム

本作では、PAギアと呼ばれる兵装を選択し、二つの武器を持参してミッションに挑むことが可能です。武器やアーマーの入手方法はミッションのクリアやエナジーコアの利用に基づいています。また、PAギアには個々の特性があり、使用者は様々なアイテムを持ち込むことができます。この要素により、プレイヤーは多様な戦略を駆使して戦闘に臨むことができます。

また、ミッション成功時の成績に基づいてランク付けが行われ、報酬にも影響を及ぼします。主人公は特別なエナジーコア「タイプS」を装備しており、特定の条件下で「オーバードライブ」能力を使用可能です。この状態になると、武器が強化され、敵に対するアドバンテージを得られます。

ストーリー背景

物語は2032年、地球外からの未知の侵略者「アグレッサー」による攻撃が始まるところから始まります。巨大物体「ハイヴクラフト」が地球に出現し、瞬く間に世界各地に巨大生物を放つことで、人類は危機に瀕します。国家の壁を越えて設立されたアースディフェンスフォース（EDF）は、侵略者に立ち向かうものの、戦状は厳しく、都市は破壊され尽くします。

7年後に目覚めた主人公は、再びEDFに身を投じ、アグレッサーとの戦いに挑む決意を固めます。物語は、彼が新たな力を手に入れ、仲間たちと共に生き残るための戦闘を繰り広げる様子を描写します。主人公は英雄的な存在として、孤立したEDFの再建に貢献し、戦争の狭間を撥ね返す役割を果たすことになります。

PAギアの存在

PAギアは、EDFがアグレッサーとの戦いを通じて開発した強化外骨格です。さまざまなタイプがあり、使用する兵士によって異なる特徴を持っています。特に、「オーバードライブ」により、瞬時に超人的な力を発揮するこができる特殊なエナジーコアを使用することが特徴です。これによって、プレイヤーは自身の戦術に応じた多様な方法で敵に立ち向かうことが可能となり、ゲームプレイにより深みと挑戦をもたらしています。

終わりに

『EARTH DEFENSE FORCE: IRON RAIN』は、緊迫感あふれる戦闘と深いストーリーが融合した作品です。プレイヤーは独自のキャラクターを創造し、無敵のPAギアを駆使しながら、未知の侵略者との壮大な冒険に挑戦することになります。このゲームは、サードパーソン・シューティングを楽しむすべてのファンにとって必見のタイトルです。

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