海老悠

海老 悠（えび はるか）

概要

1997年7月12日、茨城県神栖市に生まれた海老悠氏は、日本の元女子プロ野球選手です。血液型はA型。プロ野球でのキャリアを終えた後も、社会人女子野球の舞台でプレーを続けています。

幼少期からアマチュア時代

海老氏が野球と出会ったのは、小学校に入学してすぐのことでした。1年生から軟式野球を始め、地元・神栖市で野球の基礎を築きました。中学校は神栖市立波崎第三中学校に進学し、その後、野球の強豪校として知られる埼玉県の埼玉栄高等学校へと進みました。高校野球でさらなる技術向上を目指し、将来のプロ入りを見据えた重要な時期を過ごしました。

女子プロ野球でのキャリア

高校在学中の2015年、海老氏は日本女子プロ野球リーグの入団テストに挑戦し、見事合格を果たしました。高校卒業後の2016年、育成球団である「レイア」に入団し、プロ野球選手としてのキャリアをスタートさせました。

プロ1年目の2016年はレイアで経験を積みましたが、翌2017年には「埼玉アストライア」に移籍します。しかし、このシーズン途中に再びレイアへ戻るなど、所属チームが変動しました。2018年からは再び埼玉アストライアに復帰し、主力選手として活躍を見せました。そして、2019年シーズン途中の7月からは「愛知ディオーネ」に移籍し、その年のシーズン終了までプレーしました。

様々な球団でプレーしたプロ生活でしたが、2019年11月に現役引退を発表しました。

選手としての記録

海老氏は内外野を守る野手として、また投手としても登板機会があった二刀流プレイヤーでした。プロキャリアにおける主な記録は以下の通りです。

• - 初出場: 2016年6月3日に行われた3球団選抜戦。この試合に「1番・三塁」として先発出場し、プロの舞台に初めて立ちました。
• - 初打席・初安打: 初出場と同じ、2016年6月3日の3球団選抜戦。1回裏に迎えたプロでの最初の打席で、相手投手・笠原優子氏からセンター前への安打を放ち、記念すべきプロ初安打を記録しました。
• - 初登板: これも初出場と同じ、2016年6月3日の3球団選抜戦での出来事です。7回表に4番手としてマウンドに上がり、1イニングを無失点に抑える好投を見せ、投手としてのプロ初登板を果たしました。
• - 初奪三振: プロ初奪三振は、2016年8月3日の3球団選抜戦で記録されました。7回表に打席に立った川口亜祐美氏に対し、見事な空振り三振を奪いました。

年度別の投手成績および打撃成績も残されていますが、公式発表は2019年度シーズン終了時のものとなっています。

背番号の変遷

海老氏がプロ野球生活で着用した背番号は、所属球団や時期によって変更されました。

2016年: 40（レイア）
2017年4月 - 2017年7月: 18（埼玉アストライア）
2017年7月 - 同年終了: 42（レイア）
2018年 - 2019年6月: 21（埼玉アストライア）
2019年7月 - 同年終了: 11（愛知ディオーネ）

現在の活動

女子プロ野球からの引退後、海老氏は野球を続ける道を選びました。2020年からは、社会人女子硬式野球チームである「佐川急便女子硬式野球部」の選手として新たな一歩を踏み出し、現在もプレーを続けています。

外部リンク

X（旧Twitter）: @HarukaS2bbs2
* [Instagram]]: [@haruka.bloveb

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