海野翔太

海野翔太 - プロレスラー

海野翔太（うみの しょうた）は、1997年4月17日生まれの日本のプロレスラーで、東京都世田谷区が出身地です。血液型はAB型で、現在新日本プロレスに所属しています。彼の父、レッドシューズ海野はプロレスのレフェリーとして知られています。

幼少期と来歴

海野は幼少期から父の影響でプロレスに親しみ、特に父がレフェリーを務めたイベントには何度も観覧に訪れました。2008年には、父のレフェリー生活20周年を祝う興行を観覧し、さらには2009年の東京ドームでの武藤敬司対棚橋弘至戦を見て、自身もプロレスラーになるという決意を固めました。

学生時代には10年間の野球経験もあり、高校時代には内藤哲也のG1前公開練習『野球特訓』にノッカーとして参加しました。

ヤングライオン時代

2016年3月、海野は新日本プロレスに入門しました。父がレフェリーであることに対しての期待もあり、先輩レスラーである柴田勝久と柴田勝頼の関係に例えられることもありました。約1年以上の練習生を経て、2017年4月には新宿FACEでデビュー戦を果たし、KAIENTAI DOJOのTAKAみちのくと対戦。この試合では、TAKAのジャストフェイスロックにより、ギブアップ負けを喫しています。

2017年10月から12月にかけてのヤングライオン杯では、最終戦で川人拓来に敗れ、結果は2勝4敗と苦汁を飲みました。2019年3月にはNEW JAPAN CUPに初出場し、棚橋とは1回戦で対戦。掟破りの技を繰り出し観客を驚かせたものの、残念ながら敗北しました。

海外遠征

海野は2019年11月からイギリスに長期遠征し、主にRPWに参加。2020年は新型コロナウイルスの影響で試合が制限されましたが、2021年7月から活動を再開しました。9月からはウィル・オスプレイらと抗争を繰り広げ、11月にはRPWブリティッシュ・ヘビー級王座にも挑む機会がありましたが、敗戦が続きました。

2022年の『Windy City Riot』にてアメリカでの試合を行い、ジェイ・ホワイトと対戦。注意を引くコスチュームで臨むも敗北しました。その後も多くの試合を重ね、名だたるレスラーとの戦いを続けてきました。

凱旋帰国とタイトル挑戦

帰国後、2023年11月5日に新日本プロレスの大会にてIWGP USヘビー級選手権試合でオスプレイに挑み、さらなる成長を見せました。特に激闘の一環で、彼は自己流の技のバリエーションを駆使しながら、リングに立ち続けています。

海野は2024年にプロレスリング・ノア初参戦も果たし、他団体との戦いを展開しています。

得意技とスタイル

海野は、彼の得意技として知られる「デスライダー」を武器に持ち、相手を強烈に攻撃します。この技は、彼の師匠であるジョン・モクスリーから受けた影響も色濃く、彼自身のスタイルを確立する要因となっています。また、グラウンド技や変形技にも熟練しており、試合の度に新たな一面を見せつけています。

海野翔太は、これからのプロレス界でさらなる成長を期待される若手レスラーとして、多くのファンと共に歴史を作っていくことでしょう。

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