深堀

深堀（ふかほり）

概要

深堀は、長崎県長崎市の南西部に位置する地域です。長崎港の南端にあたり、かつては西彼杵郡深堀村という独立した村でしたが、1955年1月1日に長崎市へ編入合併されました。この合併により、深堀は長崎市の一部となりました。

2018年2月末日時点の住民基本台帳によると、深堀地区（長崎市役所深堀地域センター管内）の人口は6,676人です。

町の構成

長崎市への編入後、1956年末までは旧来の大字がそのまま使用されていましたが、1957年1月1日に町名が設置されました。

現在の町

大籠町（おおごもり）
海岸部の赤土、中央部の大籠、山間部の善長の3つの集落から構成されています。それぞれの集落の人口は少なくなっていますが、自治会は一つにまとまっています。
赤土はかつて漁業集落、大籠と善長は農業集落でしたが、現在は市街地への通勤者が多くなっています。
特産品は善長いも（さつまいも）です。
善長は江戸時代に隠れキリシタンの里として知られ、名所として善長谷教会があります。
深堀町1丁目～6丁目（ふかほり）
県道29号線が縦断しており、土井首と香焼を結ぶ重要なルートとなっています。
海岸部では古くから造船業が盛んです。
全体的に住宅地が多く、特に1丁目には商業地区が形成されています。
1丁目の北側には戸泊集落や三菱などの工場、南側には深堀団地や深堀中学校があります。
2丁目には永江、亀ヶ崎、船津の集落があります。船津には深堀郵便局があります。
3丁目は鍛冶町集落です。
4丁目は古城、山口集落があります。
5丁目には本町と川内集落があり、長崎市役所深堀支所や深堀小学校もこの地区にあります。また、香焼町との間に広がる埋立地も5丁目に属し、主に造船所が立地しています。
6丁目は有海（あるみ）の漁業集落です。

交通

バス
長崎自動車（長崎バス）が運行しています。
道路
長崎県道29号香焼江川線
長崎県道224号深堀三和線

主要施設

公共施設
長崎市役所深堀地域センター
教育機関
長崎市立深堀中学校
長崎市立深堀小学校
商業施設
フレスポ深堀
金融機関
十八親和銀行深堀支店
十八親和銀行深堀中央支店
日本郵便 深堀郵便局
長崎三菱信用組合深堀支店

参考文献

角川日本地名大辞典編纂委員会編『角川日本地名大辞典 42 長崎県』1987年 ISBN 9784040014203

関連項目

長崎市の地名

外部リンク

* 長崎市|深堀地域センター

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