清水まゆみ

清水まゆみについて

清水まゆみ（しみず まゆみ）は、1940年3月19日生まれの北海道室蘭市出身の日本の女優です。彼女は本名を小高鞠子（おだかまりこ）と言い、かつては芸名を清水マリ子として活躍していました。早い段階で芸能界に足を踏み入れ、特に1950年代後半から1960年代半ばにかけて日活全盛期の代表的な女優として名を馳せました。

経歴の概要

彼女が女優デビューを果たしたのは1957年のことで、日活映画『月下の若武者』であり、この作品のオーディションを通じて津川雅彦の共演者に選ばれました。清水は高校を2年生のうちに中退し、上京して清水マリ子という名前で演技活動を開始しました。翌年の1958年には石原裕次郎主演の『紅の翼』で本名に改名し、以後、和田浩治と共演するなど多くの映画に出演しました。1963年には、森永健次郎監督の作品『十代の河』で初めて単独主演を果たしています。

その後、清水は1963年に日活を退社し、フリーの立場になりました。そこで、松竹映画への出演も経て、主にテレビドラマに移行します。特に『前略おふくろ様』や『熱中時代』、そして『北の国から』シリーズにおける中畑みずえ役が彼女の代表作となりました。

プライベートと近年の活動

私生活においては、1968年に同じ日活で活躍していた小高雄二と結婚しました。その後、2002年にはほぼ引退状態となりましたが、2021年9月から再び活動を再開しています。

主な出演作品

清水まゆみの出演作については、数多くの映画やドラマがあります。以下に一部をまとめます。

映画

• - 月下の若武者（1957年、日活） - 遊女
• - 十代の河（1963年） - 田村純子
• - 夜の歌謡シリーズ 伊勢佐木町ブルース（1968年） - 房子
• - 泪橋（1983年）
• - 死線を越えて 賀川豊彦物語（1988年）

テレビドラマ

• - 嫁ぐ日まで（1963年、CX）
• - 喜びも悲しみも幾歳月（1965年、TBS）
• - 北の国から（1981年 - 1982年、CX） - 中畑みずえ
• - 特捜最前線（1982年～）
• - 大都会 PARTII（1977年） - 有賀定子

清水まゆみは、映画、テレビドラマともに多彩な役柄で俳優としての地位を確立しました。今もなお、彼女の活躍は多くのファンに支持されています。

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