清瀬やえこ

清瀬やえこ（きよせ やえこ、1990年1月13日 - ）は、長野県長野市出身の日本の女優です。2023年12月からはフリーで活動しています。

来歴

長野県長野市で生まれ育ち、高校時代から東京都で過ごすようになりました。2010年より学生映画に出演し、インディーズ作品からメジャー作品まで、映画を中心に活動を展開しています。2011年には白石晃士監督の『超・悪人』に出演し、以降、同監督のホラー作品に数多く参加。劇中では、不幸な役どころを演じることが多いです。2017年には、ニコニコ生放送の番組「白石晃士・坪井篤史と観る!「戦慄怪奇ファイル コワすぎ!」」に出演しました。

女優デビュー間もない2011年から2013年まで、ラジオ番組『grow up radio』（すまいるエフエム）のパーソナリティを務め、「やえちゃん」の愛称で親しまれました。番組公式ブログの「今週のやえこ」という投稿が人気を博しました。映画『スペシャルアクターズ』に出演した際には、宣伝のため同番組にゲスト出演しています。

2012年から開催されている新人映画監督とアーティストを掛け合わせた映画祭「MOOSIC LAB」の出品作品にも多数出演。「MOOSIC LAB 2012」では天野千尋監督の『恋はパレードのように』、「MOOSIC LAB 2013」では川村清人&飯塚貴士監督の『GREAT ROMANCE』、「MOOSIC LAB 2017」では川村清人&飯塚貴士監督の『GREAT ROMANCE II』に出演し、いずれも主演を務め、同映画祭の女優賞を受賞しています。

ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2013のインターナショナル・ショートフィルム・ショウケース部門スカラシップ作品である、飯塚貴士監督の人形劇映画『NINJA THEORY』では、斎藤工や菜葉菜らと共に声優として参加しました。また、同監督による2015年の『Eテレ・ジャッジ』（NHK Eテレ）の出品作品、人形劇「イングリディエンツ」でも声の出演をしています。

2015年に株式会社フレグランスプロダクションを退所後、2017年より株式会社CRG（クリエイティブ・ガーディアン）に移籍。さらに2023年12月からはフリーで活動しています。

2017年には、「MOOSIC LAB」で関わりのあった川村清人監督のテレビドラマ『過ちスクランブル』に出演しました。

2019年には、劇団「少女都市」の舞台『光の祭典』の東京初公演で主演を務めました。性犯罪被害に遭い、カメラを持てなくなった女性映画監督という難しい役を演じきりました。同年、松竹ブロードキャスティングのオリジナル映画製作プロジェクト第7弾のオーディションに合格し、上田慎一郎監督の映画『スペシャルアクターズ』にメインキャストとして出演。演技をやりすぎてしまう女優・清水八枝子役を演じました。

2020年度前期放送のNHK連続テレビ小説『エール』では、ヒロインと同じ音楽学校の生徒・沢田豊子役で出演。念願だった朝ドラ出演を果たしました。

人物

趣味は和裁、洋裁、読書。特技はスキー、水泳、乗馬で、特にスキーは大回転を得意としています。重度訪問介護従業者の資格も持っています。また、肉好きである一面も持っています。

左目の下のほくろが特徴的です。以前は八重歯も特徴でしたが、歯列矯正により現在は八重歯ではなくなっています。

舞台共演者の野村龍一や、映画スタッフのふくだみゆきからは、役に対する集中力を高く評価されています。性格面では、素直で感情を隠さない無邪気さや、気の強さが魅力として挙げられています。

過去にはいじめを経験し、恋愛も上手くいかなかったと語っています。

清瀬やえこは、映画、テレビドラマ、舞台と幅広い分野で活躍する実力派女優として、今後の活躍が期待されています。

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