渡波駅

渡波駅について

渡波駅（わたのはえき）は、宮城県石巻市渡波町一丁目に位置する、東日本旅客鉄道（JR東日本）石巻線の駅です。この駅は、地域住民にとって重要な交通拠点としての役割を果たしています。

歴史

渡波駅の歴史は、1939年（昭和14年）10月7日に、鉄道省石巻線の駅として開業したことに始まります。その後、時代の変遷とともに、駅の機能も変化してきました。

1984年（昭和59年）1月15日：貨物営業を廃止
1985年（昭和60年）3月14日：荷物扱いを廃止
1987年（昭和62年）4月1日：国鉄分割民営化に伴い、JR東日本の駅となる
2005年（平成17年）4月1日：駅業務が東北総合サービスに委託される
2011年（平成23年）3月11日：東日本大震災により全線不通となる
2012年（平成24年）3月17日：石巻駅 - 当駅間が復旧し、営業を再開
2013年（平成25年）3月16日：当駅 - 浦宿駅間が復旧
2016年（平成28年）8月6日：仙石東北ラインの一部列車が直通運転を開始し、停車駅となる
2020年（令和2年）3月14日：終日無人化
2023年（令和5年）3月24日：新駅舎の利用を開始
2024年（令和6年）10月1日：えきねっとQチケのサービスを開始

特に2011年の東日本大震災では甚大な被害を受けましたが、地域の方々の尽力により、2013年には全線が復旧し、再び地域の足として活躍しています。

駅構造

渡波駅は、相対式ホーム2面2線を有する地上駅です。駅舎は新しくなり、より快適に利用できるようになりました。小牛田統括センター（石巻駅）が管理する無人駅で、自動券売機が設置されています。ホーム間は構内踏切で連絡しており、移動もスムーズです。

のりば

1番線：石巻方面からの進入が可能で、当駅での折り返し運転も可能です。
女川駅が単線構内で復旧したため、当駅から女川方面へは列車行き違いや複数進入ができる駅は存在しません。

利用状況

JR東日本によると、2000年度から2018年度までの1日平均乗車人員の推移は以下の通りです。駅の利用状況は、地域住民の生活に密着していることを示しています。具体的な乗車人員のデータは省略しますが、地域の重要な交通手段としての役割を担っています。

駅周辺

渡波駅の周辺は、住宅地が広がっており、地域住民の生活に密着した場所です。駅の近くには、商店や公共施設などもあり、生活に必要な施設が整っています。

隣の駅

東日本旅客鉄道（JR東日本）

■石巻線・■■仙石東北ライン
■快速（赤快速）・■普通
陸前稲井駅 - 渡波駅 - 万石浦駅

渡波駅は、石巻線と仙石東北ラインの重要な駅であり、地域の交通ネットワークにおいて重要な役割を担っています。

まとめ

渡波駅は、歴史と地域の変化を見守ってきた駅であり、震災からの復旧を経て、現在は新駅舎で新たなスタートを切っています。地域住民の生活を支える重要な交通拠点として、これからも活躍が期待されます。

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