渡部雄大

ラグビーユニオン選手、渡部 雄大（わたなべ たけひろ）は、2002年9月4日に生まれました。

彼のラグビーキャリアは、愛媛県松山市に位置する新田高等学校への入学から本格的に始まりました。2018年に同校の門を叩いた渡部選手は、早くからその才能を開花させ、高校ラグビーの聖地である全国高等学校ラグビーフットボール大会、通称「花園」のピッチに立ちました。特に、高校1年生時と3年生時には、チームの主要なポジションであるセンターとしてスターティングメンバーに名を連ね、全国の舞台で自身のプレーを披露しました。

高校卒業後の2021年、渡部選手は朝日大学へ進学し、学生ラグビー界での更なる成長を目指しました。大学でもその実力は健在で、入学初年度から全国大学ラグビーフットボール選手権大会にセンターとして先発出場を果たしました。大学選手権は、学生ラグビーチームにとって年間最大の目標であり、数々の強豪チームが集まる大会です。渡部選手は、このレベルの高い舞台でも一年次から継続して重要な役割を担い、チームの中心選手として活躍しました。

そして、大学での実績と経験を積み重ねた後、渡部選手は新たな挑戦の舞台としてプロフェッショナルリーグを選びました。2025年4月10日、彼はジャパンラグビーリーグワンに所属するマツダスカイアクティブズ広島への加入を正式に発表しました。リーグワンは日本ラグビーのトップリーグであり、国内外のトッププレーヤーが集まる競争の激しい環境です。大学ラグビーを経て、プロの世界へステップアップすることは、渡部選手のキャリアにおける重要な節目となります。

新田高校での花園出場、朝日大学での大学選手権での活躍を通じて、渡部選手はセンターとして豊富な経験を積んできました。これらの経験は、彼がリーグワンというより高レベルな環境でプレーするための強固な基盤となるでしょう。マツダスカイアクティブズ広島の一員として、今後の活躍が期待される渡部雄大選手の、プロリーグでの挑戦に注目が集まっています。

2025-26シーズン以降、彼はマツダスカイアクティブズ広島のジャージを身にまとい、リーグワンの舞台で新たな歴史を刻むことになります。これまでの学生時代の経験を活かし、プロ選手としてどのように成長していくのか、そしてチームにどのような貢献をしていくのか、そのプレーから目が離せません。彼のこれからのラグビー人生における更なる飛躍が期待されています。

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