渥美博

渥美 博（あつみ ひろし）

渥美博（あつみ ひろし）は、1962年2月21日生まれの埼玉県出身の著名な殺陣師、スタントマン、俳優です。現在はTEAM HANDYに所属しており、173cmの身長と63kgの体重を持つ彼は、B98・W73・H96の体型で芝居では圧倒的な存在感を発揮します。

人物・来歴

彼のキャリアは、13歳のときに映画『武闘拳 猛虎激殺!』で子役デビューを果たしたことから始まります。小学生の頃には、全国ネットのテレビ番組で自らモーターボートに乗りスタントをして高視聴率を記録し、名声を得ました。「落っこちのヒロシ」という愛称がつくほど、撮影現場での彼の存在感は際立っていました。また、そのルックスの良さから俳優としても多くのファンを惹きつけています。特に映画『ミカドロイド』では主役を務め、さらなる飛躍を遂げました。

2011年現在、渥美氏は舞台の殺陣師としても大いに活躍しています。特にNINAGAWA蜷川幸雄作品や宝塚歌劇団に関わり、様々な舞台でその技術を遺憾なく発揮しています。また、文学座附属演劇研究所などでアクションや殺陣の指導を行い、多くの後進の育成にも力を注いでいます。

出演作品

テレビドラマ

彼のテレビ出演は非常に多岐にわたります。1979年から1980年にかけて放送された『西遊記II』をはじめ、1983年のNHK大河ドラマ『徳川家康』や、1980年代には『吉宗評判記 暴れん坊将軍』などにも出演しています。

特に、1990年代の『踊る大捜査線』や、『世にも奇妙な物語』のエピソードにも登場し、幅広いジャンルでの演技力が評価されています。特撮では、1976年から1977年にかけて放送された『忍者キャプター』の甲賀鬼蝶丸役や、1980年代の『ウルトラマン80』など多数の作品に関与しています。

映画

映画界でも活躍しており、デビュー作『武闘拳 猛虎激殺!』から始まり、1995年の『ガメラ 大怪獣空中決戦』や、1997年の『まむしの兄弟』に出演するなど、俳優としてのバリエーションを持っています。

舞台

舞台でも多くの作品に参加しており、特に宝塚歌劇団の『エクスカリバー』や、ジャンヌ・ダルクの作品においてアクションを担当し、観客を魅了しています。

まとめ

渥美博は、殺陣師としての技術、スタントマンとしての体力、俳優としての表現力のすべてを兼ね備えた、非常に多才なアーティストです。彼の今後の活動にも大いに期待が寄せられています。

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