滋賀県立小児保健医療センター

滋賀県立小児保健医療センター

滋賀県立小児保健医療センターは、滋賀県守山市に位置する小児専門の医療機関です。この病院は、1988年に日本国内で19番目となる小児専門病院として設立され、以来、滋賀県内で唯一の小児医療施設としての役割を果たしてきました。特に心身障害や小児慢性疾患、難治性疾患を抱える子供たちに対して、質の高い医療を提供することを使命としているのです。

医療サービスの特徴

このセンターでは、子供の健康を保持するために、医療、保健、福祉、教育の分野が連携した包括的な保健医療サービスに力を入れています。これにより、子供たちが必要とするさまざまな支援が一箇所で受けられる体制を整えており、地域社会への貢献も重要な役割です。

沿革

滋賀県立小児保健医療センターの歴史は1957年に設けられた滋賀整肢園に始まります。その後、1980年には滋賀県立小児整形外科センターへと名称が変更され、1988年には現在の名称で現在地に開設されることになりました。さらに、2005年には滋賀県立心身障害児総合療育センターがこのセンターと統合し、小児保健医療センターの療育部が設立され、さらに充実した医療と支援が提供できるようになりました。

診療科の紹介

滋賀県立小児保健医療センターでは、以下の専門的な診療科が設けられており、幅広い疾患に対応しています。

• - 総合内科
• - 神経内科
• - 心臓内科
• - アレルギー科
• - 腎臓内科
• - 血液・リウマチ科
• - 整形外科
• - 脳神経外科
• - 小児外科
• - 形成外科
• - 眼科
• - 泌尿器科
• - 耳鼻咽喉科
• - こころの診療科
• - 麻酔科
• - リハビリテーション科

この多様な診療科により、さまざまな医療ニーズに応えることが可能となっています。特に、こころの診療科では子供の精神的健康にも重点を置き、それぞれの成長段階に応じた専門的な支援が行われています。

アクセス方法

アクセスについては、JR東海道本線（琵琶湖線）の守山駅からの交通手段が用意されています。駅からは近江鉄道バスまたは江若交通のバスが利用でき、所要時間は約12分です。さらに、守山駅からは徒歩でも約20分で到達可能です。このように、アクセスの良さも地域の子供たちにとっての大きな利点となっています。

まとめ

滋賀県立小児保健医療センターは、専門的な小児医療を提供する重要な地域の拠点です。歴史あるこの施設は、地域の子供たちが健康に成長するためのサポートを続けています。診療科の幅広い選択肢と、保健医療サービスの連携により、安心して医療を受けることができる環境が整えられています。

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