滋賀県道25号彦根近江八幡線

滋賀県道25号彦根近江八幡線

滋賀県道25号彦根近江八幡線は、滋賀県の彦根市から近江八幡市へと至る主要地方道です。この路線は、地域の交通を支える重要な役割を担っています。

概要

起点の彦根市外町から長曽根町北交差点までは、彦根の市街地を東西に横断します。その後は琵琶湖の湖岸に沿って南下し、終点の近江八幡市長命寺町交差点を目指します。

近江八幡市内では、現道とバイパス（大中バイパス）にルートが分かれます。現道は琵琶湖岸に寄り添い、休暇村を経由して長命寺町交差点へと至ります。一方、大中バイパスは内陸部を通り、よりスムーズな移動を可能にしています。

現道の一部区間を除き、全線にわたって2車線が確保されています。ただし、現道にはカーブが多く残っており、休暇村から長命寺町にかけての区間には、2車線に満たない狭隘な場所も存在します。

路線データ

起点：彦根市外町
終点：近江八幡市長命寺町

歴史

この路線は、数々の変遷を経て現在に至っています。

1958年（昭和33年）7月26日：滋賀県道190号彦根柳川近江八幡線として認定
1964年（昭和39年）12月28日：主要地方道彦根近江八幡瀬田線に指定（建設省）
1966年（昭和41年）3月22日：主要地方道に昇格。滋賀県道139号近江八幡中主瀬田線と統合し、滋賀県道336号彦根近江八幡瀬田線となる。
1972年（昭和47年）3月21日：瀬田町の大津市への編入合併に伴い、路線名が「滋賀県道336号彦根近江八幡大津線」に変更。同時に「滋賀県道317号彦根桑名線」のうち一般国道306号に昇格されなかった区間を編入、滋賀県が彦根桑名線を廃止。
1983年（昭和58年）3月4日：滋賀県道320号近江八幡員弁線の廃止に伴い滋賀県道354号大津守山近江八幡線と分割し、滋賀県道353号彦根近江八幡線が認定される。
1990年（平成2年）9月17日：現在の路線番号に変更
1993年（平成5年）5月11日：主要県道彦根近江八幡線が彦根近江八幡線として主要地方道に再指定（建設省）

路線状況

通称

中濠東西通り（外町交点・京橋交点間）
琵琶湖沿い：湖岸道路、さざなみ街道

バイパス

近江八幡市大中町・長命寺町間：大中バイパス

重複区間

滋賀県道2号大津能登川長浜線（彦根市城町 - 彦根市長曽根町・長曽根町北交差点）
滋賀県道52号栗見八日市線（東近江市栗見出在家町・栗身出在家交差点 - 栗見新田北交差点）
滋賀県道26号大津守山近江八幡線（近江八幡市北津田町 - 近江八幡市長命寺町・長命寺町交差点）

主な橋

下芹橋
大藪橋
犬上橋
八坂港橋
須三嶺大橋
愛知川橋
水車橋

地理

通過する自治体

彦根市
東近江市
* 近江八幡市

沿線施設

沿線には、佐和山自動車教習所や彦根市立城東小学校をはじめ、彦根城（国宝）や滋賀県立大学など、様々な施設が存在します。これらの施設は、地域住民の生活や文化を支えるとともに、観光客にとっても魅力的なスポットとなっています。

もう一度検索