漢城大入口駅

漢城大入口駅（ハンソンデイックえき）

漢城大入口駅は、大韓民国の首都ソウル特別市の城北区三仙洞に位置する地下鉄駅です。この駅はソウル交通公社の4号線に属し、駅番号は419です。また、三仙橋という副駅名があります。

駅構造

漢城大入口駅は、島式ホームを1面、2線を持つ地下駅で、フルスクリーンタイプのホームドアが設置されています。また、誠信女大入口方面に留置線があり、始発や終電の時間帯、特に日曜日の午後8時には、特定の時間に烏耳島方面からの折り返し列車が運行されています。平日、土日ともに、最終電車のみが東大門恵化方面から当駅に向かい、休日には追加で20:03に恵化を出発する列車の折り返しも設定されています。

改札口は、北東側の誠信女大入口寄り、中程、南西側の恵化寄りの3ヶ所にあり、化粧室は誠信女大入口側の改札内に1カ所設置されています。出入口は計7ケ所あり、それぞれ番号が振られていますが、ホームの利用についての番号付与は行われていません。

利用状況

最近の漢城大入口駅の一日平均利用者数に関する詳細なデータは公開されていませんが、駅の周辺環境や学校などの施設が多く存在するため、地域住民や学生にとって重要な交通の拠点であることが伺えます。

駅周辺の施設

漢城大入口駅の周辺には様々な施設があります。特に教育機関が多く、漢城女子中学校や漢城女子高等学校、さらには漢城大学校が近隣に位置しています。また、三仙市場や三仙洞住民センター、治安センターも周辺にあり、地域の生活に密着した環境です。さらに、恵化洞聖堂やカトリック大学校聖神キャンパス、弘益大学校の附属学校などもあり、学問と信仰の場としても利用されています。

加えて、慰安婦像や澗松美術館など、地域の歴史や文化に触れることのできるスポットも点在しています。また、松山アパートや東小門郵便局など、生活関連の施設も充実しているため、地域住民にとっても便利な場所となっています。

歴史

漢城大入口駅は、1985年4月20日に4号線の上渓 - 漢城大入口間が開業し、その後1985年10月18日に舎堂駅まで延伸され、途中駅となりました。これにより、駅の利用が進み、地域の交通ネットワークが拡充されたのです。

隣の駅

ソウル交通公社4号線沿いでは、隣接する駅として誠信女大入口駅（418番）と恵化駅（420番）が存在します。これらの駅とも連携しながら、地域の交通を支えています。

このように、漢城大入口駅はその立地や周辺の施設によって、地元住民や訪問者にとって重要な役割を果たしている駅です。

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