澤昌克

澤昌克

澤昌克（さわ まさかつ、1983年1月12日 - ）は、千葉県柏市で生まれ、茨城県北相馬郡守谷町（現：守谷市）で育ったプロサッカー選手。
ポジションはミッドフィールダー、フォワード。

来歴

柏市十余二で生まれた後、父親の仕事の関係で幼少期をシンガポールで過ごす。帰国後は守谷市で育ち、中央学院高等学校卒業後、仙台大学へスポーツ特待生として進学。しかし、2001年に大学を休学し、アルゼンチンへサッカー留学。

CAリーベル・プレートの下部組織でプレーするも、2003年12月に第二頚椎骨折という大怪我に見舞われる。半年のリハビリを経て復帰。

2005年にペルーのスポルティング・クリスタルとプロ契約。翌2006年にはコロネル・ボロニェージへ移籍し、コパ・スダメリカーナのCSDコロコロ（チリ）戦で、日本人初となるスダメリカーナ杯での得点を記録。

2007年にはデポルティーボ・ムニシパルで活躍し、ペルーリーグ最優秀外国人選手賞を受賞。同年12月には、ペルーサッカー連盟からペルー代表入りを打診されるも、日本国籍喪失を懸念し、このオファーを拒否。当時の監督からも直接電話で要請があったが、父親から「国籍を変えたら絶縁」と言われたという。

また、この間にペルー人女性と結婚している。

2008年に移籍したシエンシアーノは、2003年のコパ・スダメリカーナでペルーのクラブとして初の国際タイトルを獲得、翌2004年のレコパ・スダメリカーナでも優勝した強豪クラブ。コパ・リベルタドーレス予選のモンテビデオ・ワンダラーズ戦（ホーム）でデビューし、いきなりゴールを決めて勝利に貢献。本戦では、廣山望、福田健二に続く3人目の日本人選手として出場。

2008年8月、Jリーグの柏レイソルに完全移籍で加入。しかし、度重なる足首の怪我に苦しみ、出場機会は限られた。2009年シーズン途中にネルシーニョが監督に就任すると、サテライトゲームや練習での活躍が認められ、シーズン終盤にはレギュラーに定着。

2013年シーズン終了後、契約満了により退団。

2014年3月、古巣のデポルティーボ・ムニシパルへ移籍。

2017年12月、再び柏レイソルへ移籍するも、公式戦の出場はなく、2019年1月に退団。

2019年8月21日、ペルー2部のウニオン・ワラルと契約。

2020年1月、古巣のデポルティーボ・ムニシパルに3度目の入団を果たした。

所属クラブ

ユース経歴

FC郷州（守谷市立郷州小学校）
1995年 - 1997年 守谷市立愛宕中学校
1998年 - 2000年 中央学院高等学校
2001年 仙台大学
2002年 - 2004年 CAリーベル・プレート下部組織

プロ経歴

2005年 スポルティング・クリスタル
2006年 コロネル・ボロニェージ
2007年 デポルティーボ・ムニシパル
2008年 - 同年7月 シエンシアーノ
2008年8月 - 2013年 柏レイソル
2014年3月 - 2017年 デポルティーボ・ムニシパル
2018年 柏レイソル
2019年8月 - ウニオン・ワラル

個人成績

その他の公式戦

2012年 スーパーカップ 1試合0得点

その他

Jリーグ初出場 - 2009年4月25日 J1第7節 vs清水エスパルス (日本平)
Jリーグ初得点 - 2010年5月22日 J2第13節 vsカターレ富山 (富山)

タイトル

2007年 - (個人タイトル) ペルーリーグ 最優秀外国人選手賞
2011年 - J1優勝

関連項目

日本国外のリーグに所属する日本人サッカー選手一覧
柏レイソルの選手一覧

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