激突なりきりスター天下とったる歌合戦!

激突! なりきりスター天下とったる歌合戦!とは

『激突! なりきりスター天下とったる歌合戦!』は、1997年5月27日にフジテレビ系列の「火曜ワイドスペシャル」枠で放送された単発のスペシャル番組です。人気タレントが有名歌手になりきって歌唱力やパフォーマンスを競い合う、歌と笑いが融合したエンターテインメントショーでした。

審査方法

審査方法は、当時放送中の人気番組『爆笑そっくりものまね紅白歌合戦スペシャル』と同様の形式を採用。一般審査員50名（全員女性）と、10名のゲスト審査員が投票を行い、合計100点満点で競い合いました。一般審査員は1人1点、ゲスト審査員は1人5点の持ち点で投票しました。

チャンピオンには、豪華な賞品が贈られました。くす玉が開いて大量の銀色の紙吹雪が舞い散る中、優勝旗と賞金100万円が授与されました。さらに、最も優れたパフォーマンスを披露した出場者には、最優秀個人賞として海外旅行がプレゼントされました。

番組の放送時間は84分と限られていたため、審査の結果、面白くないと判断された対戦は編集され、提供クレジットのバック映像として使用されるという、シビアな一面もありました。

出演者

番組の総合司会は、トミーズ雅、東ちづる、そして当時フジテレビアナウンサーだった富永美樹が務めました。ゲスト審査員には、西村知美、井森美幸、国生さゆり、さとう珠緒、原千晶、山瀬まみ、新山千春、中島唱子、島崎和歌子、立川宜子といった豪華な顔ぶれが並びました。

出場者の中には、後に人気を博すタレントも含まれており、白組が優勝、最優秀個人賞は底ぬけAIR-LINEが獲得しました。

スタッフ

番組制作には、数多くのスタッフが携わっていました。構成は沢口義明、音楽はタバタ音楽事務所、編曲はKTS企画、川上慎一、若田部和幸、西村葉子が担当。指揮は山本とおる、コーラスはウィン、演奏はなりきりスター・バンド、振付は三浦亨が担当しました。

技術面では、ニユーテレスの梅谷昌弘が技術を、藤江雅和と高田治がカメラを、瀧本恵司が映像を、石井利幸がVTR（録画）を、篠良一と松本政利が音声を担当しました。照明は奈良芳男と金沢利徳（共にFLT）、バリライトは長谷川晃、レーザーは吉田哲巳、PAは篠原康夫が担当しました。

美術制作は重松照英（フジテレビ）、デザインは桐山三千代（フジテレビ）、美術プロデューサーは北林福夫（フジアール）、美術進行は大野恭一郎（フジアール）が担当しました。大道具は服部孝志（当時東宝舞台、現フジアールアートコーディネート部）、アートフレームは江尻正（エスケイシステム）、装飾は内山勝博（テレフィット）、持道具は土屋洋子（京阪商会）、衣裳は保沢紀と小濱祐見子（共に東京衣裳）、メイクは春山輝江（山田かつら）、かつらは川田明子が担当しました。

視覚効果は中山信男（東京特殊効果）、電飾は大木謙二（興進電化）、アクリル装飾は橋本順（ナカムラ綜美）、生花装飾は坂口曜子（京花園）、植木装飾は森慶申（野沢園）、楽器は赤木茂和、特殊美術は佐藤吉一（CAVIN）が担当しました。

タイトルの制作は岩崎光明、エディットディレクターは轟禎治（D-Craft）、MAは新野真（IMAGICA）、スキャニは後藤和夫（IMAGICA）、ペイントは菊池大介（IMAGICA）、音響効果は古屋暢（4-Legs）が担当しました。

編成は原田冬彦（当時フジテレビ、現NEXTEP）、広報は大貫伊都子（フジテレビ）が担当。制作協力は4-Legs、ブレーンは小林国男、酒井一夫、杉山王郎、松原一成、高井均、デスクは江橋輝美、斉藤真理子、天野華子が務めました。

制作は千野一巳、TKは江守紀代子、フロアアシスタントは早川和孝（当時Fact）、寺内輝和、青野亜希子、石田夏樹、アシスタントディレクターは和田実（フジテレビ）、児玉芳郎（当時4-Legs、現フジテレビ）、ディレクターは染谷昌彦（Fact）、岡山武史、栗原真（共に4-Legs）が担当しました。

演出は笠井昌章（当時フジテレビ、現FCC）、プロデューサーは佐藤昭、安藤厚司、鈴木雅視（全員4-Legs）、チーフプロデューサーは木村忠寛（フジテレビ）が務めました。制作はフジテレビ制作局第二制作部（現フジテレビ編成総局バラエティ制作局バラエティ制作センター）、制作著作はフジテレビが行いました。

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