瀧川鯉白

瀧川 鯉白（たきがわ りはく）

瀧川鯉白は、1981年9月18日生まれで、落語芸術協会に所属している落語家です。本名は金田尚之（かねだ なおゆき）で、瀧川鯉昇の弟子として芸人の道を歩んでいます。

経歴

瀧川は2011年3月に瀧川鯉昇に入門を果たし、当初は前座名「鯉毛」として活動を開始しました。彼の落語家としてのキャリアは、団体の楽屋入りからスタートし、その一環として2012年4月上席の浅草演芸ホールで初めて高座に上がります。この時の演目は「新聞記事」でした。

その後、2016年の4月中席には、立川吉幸と瀧川鯉んとともに二ツ目に昇進し、名を「鯉白」と改め、新たなスタートを切ります。この昇進は彼の芸人生において重要な転機となりました。

人物

瀧川鯉白は、インコを一羽飼っており、その名前は「ペロ」です。飼い主との会話の中で、彼は落語のパフォーマンスに対する客からの期待について語りました。ある時、勉強会に参加した客に「私の落語が良くてまた来てくださったんですか？」と尋ねたところ、相手は「会の後の打上で、とても聞き上手なところが良かった」と答えました。このエピソードは、彼が観客とのコミュニケーションを大切にしていることを示しています。

ユニット活動

2019年からは、快楽亭ブラ坊や桂ぽんぽ娘と共に、落語艶芸ユニット「Pan★Tee」を結成し、精力的に活動しています。このユニットでは、落語に新しい風を吹き込み、若い世代にも楽しめるパフォーマンスを提供しているのが特徴です。

また、同じく落語芸術協会に所属する数名の落語家とともに「芸協カデンツァ」というユニットも組んでおり、こちらには瀧川鯉津、春風亭昇吾、桂竹千代、昔昔亭喜太郎、三遊亭遊子、桂鷹治、古今亭今いち、立川幸之進、笑福亭希光のほか、10人の二つ目が参加しています。このユニットは、実質的に「成金」の後継として注目を集めています。

出演歴

また、瀧川鯉白はBSフジで放送された『Zabu-1グランプリ2021』に出演し、準優勝を果たしました。この実績は、彼の実力を証明するものとなりました。

まとめ

瀧川鯉白の活動は、単に落語を演じるだけでなく、多方面にわたり芸人としてのスキルを伸ばし続けています。彼のユニークなスタイルと新しい挑戦は、今後の落語界においても大いに注目されることでしょう。

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