瀬上橋

瀬上橋（せのうえばし）は、福島県福島市に位置し、一級水系阿武隈川水系である摺上川を渡る道路橋です。国道4号がこの橋を通り、福島市北部において重要な役割を果たしています。

概要

上り線
全長：144m
幅員：9m
竣工：1958年
下り線
全長：144.8m
幅員：10.8m
竣工：1978年

瀬上橋は、摺上川にかかる橋梁の中で最も下流に位置し、橋の南詰は福島市瀬上町に、北詰は字南中川原に続いています。橋上は片側2車線として利用されており、現在は焦げ茶色に塗装された高欄が設置されています。

この橋は、国道4号の二次改築としてバイパス化された際に建設されました。上流側には福島県道353号国見福島線の幸橋があり、これが旧道にあたります。最初に上り線が建設された後、4車線化工事が行われ、下り線側の橋梁が増設されたため、橋脚の形状が上下線で異なっているのが特徴です。

瀬上橋は、摺上川と阿武隈川の合流点の手前に位置するため、福島市による河川水質調査の地点の一つとなっています。また、橋の南側には福島交通瀬上橋バス停が設置されており、公共交通の便も確保されています。

周辺

コープふくしま瀬上店：地域住民の生活を支えるスーパーマーケットがあります。
サテライト福島：場外勝馬投票券発売所が設置されています。

隣の橋

摺上川における隣の橋は以下の通りです。

* 東北本線摺上川橋梁 - 幸橋 - 瀬上橋 - （阿武隈川）

瀬上橋は、福島市の交通インフラにおいて重要な役割を担っており、地域住民の生活に深く関わっています。また、河川環境のモニタリング地点としても重要な場所となっています。

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