熊本労災病院

熊本労災病院（くまもとろうさいびょういん）は、熊本県八代市に所在する医療機関であり、独立行政法人労働者健康安全機構によって運営されています。この病院は、労働者の健康管理や職業病に対する医療提供を主な使命としつつ、地域医療の中核を担っています。

沿革

当院の歴史は、昭和29年（1954年）2月に熊本労災病院として開院したことに始まります。以来、半世紀以上にわたり、地域の医療需要に応え続けてきました。平成15年（2003年）1月には、医療提供体制や安全管理体制などが評価され、日本医療機能評価機構による認定を取得しています。組織形態の変更としては、平成16年（2004年）4月に独立行政法人へ移行し、より効率的かつ自律的な運営体制となりました。さらに、平成28年（2016年）4月1日には、運営法人が独立行政法人労働者健康福祉機構から独立行政法人労働者健康安全機構へと組織改編され、現在に至っています。

関連施設

病院敷地内やその近隣には、関連施設が設置されています。医療専門職を育成するための熊本労災看護専門学校があり、地域の医療人材育成に貢献しています。また、働く親を支援する目的で労災病院ひまわり保育所が設けられており、病院職員をはじめとする地域住民の仕事と育児の両立をサポートしています。

周辺環境

熊本労災病院の周辺には、生活関連施設や教育機関などが点在しています。例えば、日々の買い物に便利なファミリーマート八代竹原店や、自動車の運転免許取得に関する八代自動車学校があります。また、教育機関としては八代白百合学園高等学校が近くに位置しています。さらに、病院の利用に関連して、シモカワ労災病院前調剤薬局などの薬局も周辺にあります。交通の要衝としては、九州新幹線も停車する新八代駅が比較的近い距離にあります。

交通アクセス

当院へのアクセスは、主に路線バスを利用するのが便利です。産交バスの路線が労災病院前停留所に乗り入れています。

主要駅からのアクセスは以下の通りです。

新八代駅西口から
「８・９ 八代市役所前」行きのバスに乗車、「労災病院前」で下車します。所要時間は約3～4分です。
「■左１ みなバス左廻り 八代産交」行きのバスに乗車、「労災病院前」で下車します。所要時間は約3～4分です。

八代駅から
「■左１ みなバス左廻り 八代産交」行きのバスに乗車、「労災病院前」で下車します。所要時間は約16～17分です。

労災病院前停留所を発着する主な産交バス路線は以下の通りです。

８系統：種山行き（新八代駅西口、鏡、有佐駅前、宮原、東陽スポーツセンター前を経由）
９系統：八農分校前行き（新八代駅西口、鏡、有佐駅前、宮原、東陽スポーツセンター前、種山、氷川ダム前、落合を経由）
８・９系統：八代市役所前行き（竹原、大村橋、出町を経由）
■左１ みなバス左廻り：八代産交行き（臨港線、イオン八代ショッピングセンター、永碇、八代高校前、松江、検察庁・法務局、市博物館前、ゆめタウンを経由）
■右１ みなバス右廻り：八代産交行き（新八代駅西口、上日置、福正元町、八代駅前、出町、本町緑地公園、八代市役所前、東塩屋、ゆめタウンを経由）

熊本労災病院は、地域社会の健康維持と労働者の安全・健康を支援するための重要な役割を担っています。詳細については、公式ウェブサイトも参照できます。

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