熊本県立東稜高等学校

熊本県立東稜高等学校について

熊本県立東稜高等学校は、1988年に設立された公立の高等学校で、熊本市東区小峯四丁目に位置します。本校は、進学を目指す生徒が多く所属しており、その進路の多様性が特徴です。多くの生徒が国公立大学などの上級学校を目指して学業に励んでいます。設立から数えて、2018年には創立30周年を迎えました。

設置課程・学科・コース

本校では全日制課程が設けられ、普通科に加えて、理数コースや国際コースも用意されています。普通科は7つの学級に分かれ、理数コースと国際コースはそれぞれ1学級ずつの運営となっています。これにより、生徒は自分の進路に応じた学びを深めることが可能です。

校訓および教育方針

ここで掲げられている校訓は、「心身を鍛え、節度を重んじ、知識を磨き、徳を育むことで、将来に備えよ」とのメッセージを含んでいます。また、自らを律し、自らの力で成長することを重要視しています。このような教育方針は、国家や社会の有為な形成者として生徒たちが成長することを目指しています。

校章と校歌

校章は1988年に制定され、校歌も同様にその年に誕生しました。初代校長の花吉洋一により作詞・作曲され、3番まで存在し、各番の最後には「おお東稜」と詩が締めくくられています。また、別途「東稜讃歌」と呼ばれる楽曲も存在し、多様な形で学校の精神を表現しています。

校地と施設

学校の敷地面積は75,000平方メートルを超え、校舎は1988年に竣工しました。鉄筋コンクリート構造で4階建ての校舎は、1991年に村野藤吾賞を受賞するなど、その設計が評価されています。

沿革

沿革をたどると、1987年に設置が認可され、その翌年に開校しました。その後、様々な施設が整備され、体育館やプール、弓道場、セミナーハウス等、多岐にわたるスポーツや文化活動を支える環境が整えられてきました。また、2002年には文部科学省よりスーパーイングリッシュランゲージハイスクールに指定され、特に英語教育が強化されています。

学校行事

毎年特に盛大に行われるのが体育大会で、ここではマスゲームが披露されます。このような行事を通じて、生徒同士の絆を深め、学校生活を充実させています。

部活動

本校ではさまざまな部活動が盛んで、体育系のクラブにはサッカー部、硬式野球部、バスケットボール部などがあります。文化系でも、合唱部や演劇部、写真部など多彩な活動が展開されています。これにより、生徒は学業以外でも興味を持った分野での経験を積むことができます。

交通アクセス

熊本県立東稜高等学校へのアクセスは、熊本市交通局の路面電車「健軍町停留場」が最寄りの駅であり、バスでは「小峯営業所」から徒歩10分、または「東稜高校前」で下車すればすぐに到着します。周辺には、ゆめマート小峯店や熊本小峯郵便局などもあり、利便性が高いエリアに位置しています。

このように、熊本県立東稜高等学校は充実した教育環境を持ち、多様な進路を支える高等学校です。

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