熊本県道338号八代不知火線

熊本県道338号八代不知火線について

熊本県道338号八代不知火線は、熊本県八代市から宇城市に至る一般県道です。この路線は、地域住民の生活道路として、また、地域間の経済活動を支える重要な役割を担っています。

概要

この県道は、八代市植柳下町を起点とし、宇城市不知火町高良を終点としています。総延長は比較的短く、地域内を効率的に結ぶ役割を果たしています。かつては八代松橋広域農道として整備された区間を、県道として認定した経緯があります。

路線データ

起点: 熊本県八代市植柳下町（八代市植柳下町交差点、熊本県道42号八代鏡線交点）
終点: 熊本県宇城市不知火町高良（不知火町高良交差点、国道266号交点、宇城北部広域農道終点）

歴史

1995年（平成7年）に路線認定されました。これは、農林水産省が広域農道の都道府県道路線認定を認めたことに伴い、従来の八代松橋広域農道を県道として認定したものです。
2016年（平成28年）4月16日、熊本地震の本震により、鏡港の横江大橋の中央付近の橋脚が約2m沈下し、通行止めとなりました。これにより、地域住民の生活に大きな影響が出ました。
その後、上下流部に仮桟橋が建設され、2017年（平成29年）6月1日から上流部の仮桟橋を使用して、最大積載重量2t以下の車両は通行可能となりました。
2019年（平成31年）2月2日、本復旧工事が完了し、元の橋での通行が再開されました。

路線状況

この路線は、地域内の主要な道路網の一部を構成しており、沿線には住宅地や商業施設、公共施設などが点在しています。

道路施設

橋梁: 横江大橋は、熊本地震で大きな被害を受けましたが、迅速な復旧工事により、現在は安全に通行できるようになっています。

地理

この県道は、以下の自治体を通過します。

八代市
八代郡氷川町
宇城市

交差する道路

この県道は、他の県道や国道、市町村道など、複数の道路と交差しており、地域の交通ネットワークにおいて重要な役割を担っています。

交差する鉄道

九州新幹線

沿線

沿線には、以下の施設や景観があります。

八代海
八代港
球磨川
ゆめタウン八代
宇城市役所 不知火支所

脚注

この県道に関する情報は、今後の調査や情報更新により、変更される可能性があります。

関連項目

* 熊本県の県道一覧

この情報は、2023年11月までの情報に基づいています。

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