熊本秀生

熊本秀生（1991年6月26日生まれ）は、日本棋院中部総本部所属の囲碁棋士です。吉岡薫七段の門下で、愛知県知多郡東浦町出身です。

幼少期からプロ入りまで

囲碁好きの父親に教えられ、5歳から囲碁を始めました。姉もアマチュア囲碁の強豪で、全国高等学校総合文化祭の女子の部で優勝するなどの実績を持っています。

小学校時代から少年少女囲碁大会に出場し、1999年には2年生で出場。初戦で勝利するも、次の対戦で敗れています。その後、中部総本部で院生として研鑽を積みました。

プロ入りは決して आसान ではありませんでした。2005年には、中部・関西で1名が入段できるリーグ戦に臨みましたが、入段は叶いませんでした（この時入段したのは志田達哉）。2006年にも中部で1名入段できる枠がありましたが、兄弟子である大澤健朗に次ぐ2位となり、入段を逃しています。

しかし、諦めずに努力を続けた結果、2007年、中部代表として決定戦に進出し、見事入段を果たしました。この決定戦は、関西・中部の院生試験成績優秀者同士で三番勝負を行い、勝利した方が入段できるというものでした。

昇段と棋士としての活動

2007年にプロ入りを果たしてからの昇段履歴は以下の通りです。

2008年4月1日 初段
2011年4月8日 二段（勝数規定）
2014年11月21日 三段（勝数規定）

現在も日本棋院中部総本部所属の棋士として、対局やイベントなどを通して囲碁の普及に貢献しています。今後の活躍が期待される棋士の一人です。

外部リンク

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