熊野市消防本部

熊野市消防本部について

熊野市消防本部は、三重県熊野市に所在する消防機関です。熊野市、南牟婁郡御浜町、及び紀宝町の全域を管轄しており、これらの地域における消防・救急活動の中核を担っています。御浜町と紀宝町からは消防事務の委託を受けており、広範囲なエリアをカバーしています。

概要

• - 所在地: 熊野市有馬町1365-1
• - 管轄面積: 541.57平方キロメートル
• - 職員定数: 81人
• - 組織: 消防署1ヶ所、分署3ヶ所

主力機械（2023年4月1日現在）

熊野市消防本部は、多様な災害に対応できるよう、以下の消防車両を保有しています。

• - 普通消防ポンプ自動車: 5台
• - 水槽付消防ポンプ自動車: 1台
• - 救急自動車: 5台
• - 指揮車: 1台
• - 広報車: 3台
• - 資器材搬送車: 2台
• - 先行車: 1台
• - 救護車: 1台
• - 連絡車: 1台

沿革

熊野市消防本部は、地域社会の変遷と共に発展してきました。

• - 1966年3月1日: 熊野市消防本部を設置。
• - 1966年4月1日: 熊野市消防署を設置。
• - 1969年9月22日: 救急業務を開始。
• - 1996年4月1日: 南牟婁郡御浜町、紀宝町、紀和町、及び鵜殿村の消防事務を受託。
• - 1997年4月1日: 消防本部に課制を導入。
• - 1998年4月1日: 御浜分署、紀宝分署、紀和分署を開設。
• - 2003年3月25日: 新消防庁舎が完成し、業務を開始。
• - 2004年7月1日: 熊野市役所飛鳥出張所にあすか救護センターを開設し、救護業務を開始。
• - 2005年11月1日: 熊野市と紀和町の新設合併により、新たな熊野市が発足。
• - 2006年1月10日: 紀宝町と鵜殿村の新設合併により、新たな紀宝町が発足。

これらの変遷を経て、現在の熊野市消防本部の体制が確立されました。

組織

熊野市消防本部は、以下の組織で構成されています。

• - 本部:

- 総務課
- 消防救急課
- 予防課

• - 消防署:

- 警防課

消防署

熊野市消防本部は、1つの消防署と3つの分署を有しており、管轄区域内の迅速な消防・救急活動を可能にしています。

相互応援協定

熊野市消防本部は、近隣の消防機関との連携も重視しており、和歌山県新宮市消防本部と相互応援協定を締結しています。この協定により、三重県内の飛び地である和歌山県北山村も連携対象となり、より広範囲な災害対応力を確保しています。

参考資料

• - 令和5年版消防年報（熊野市消防本部）

熊野市消防本部は、地域住民の安全と安心を守るため、日々の訓練と地域との連携を大切にし、消防・救急業務に励んでいます。

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