牧歌の里

牧歌の里

牧歌の里は、岐阜県郡上市ひるがの高原に位置する農業公園です。標高1000mの高原に広がり、春から秋にかけては色とりどりの花々が咲き誇り、冬には雪景色の中で温泉を楽しむことができます。

概要

園内では、季節ごとに様々な花畑が楽しめます。オーロラの花畑、高原の花畑、虹色の花畑、教会の花畑、秘密の花畑など、それぞれテーマを持ったエリアが4.5haの広大な敷地に広がります。また、動物との触れ合いも人気のコンテンツです。ジャージー牛の乳搾り体験や、アルパカとのふれあいなどを楽しむことができます。

レストランでは、白山連峰の雄大な景色を眺めながら、飛騨牛を使った料理を味わうことができます。また、園内で飼育されているジャージー牛のミルクを使ったスイーツも人気で、お土産としてもおすすめです。特に、「郡上の美味しくて濃いプリン」は、地元商工課との連携で生まれたオリジナルスイーツで、6次産業化の成功事例としても注目されています。

沿革

牧歌の里は1996年4月20日に開業しました。高鷲村、農業生産法人、第三セクター「ヒルトップ」の3者が出資し、総事業費37億8700万円をかけて整備されました。当初は降雪のため春から秋までの営業でしたが、2001年5月25日に温泉「牧華」を開業し、通年営業となりました。

しかし、運営会社の経営状況が悪化し、2013年12月に新設された農業生産法人「牧歌コーポレーション」に事業譲渡されました。年間約25万人の入園者がありましたが、開園以来の借入金利などが負担となっていたことが原因です。

園内施設

花畑: オーロラの花畑、高原の花畑、虹色の花畑、教会の花畑、秘密の花畑など
動物ふれあいエリア: 乳しぼり会場、動物ふれあいテント、牧舎、馬場、放牧場、アルパカハウス、鯉の池
手作り体験: 手作り体験工房、木ぼっくりミュージアム、フローラルハウスポプリ
飲食店・ショップ: メインハウス売店、ミルクショップ、レストラン ヒルトップ、バーベキューハウス味広場、フードテラス ローゼス、ファストフード ぱっくん、高原のパン屋さん、ミルクハウス ムー
その他: 親水広場 せせらぎオアシス、クラウンのおうち（休憩所）、ロードトレイン、じゃぶジャブ池・キッズパーク、グリーンドア（休憩所）、朝市、芝生広場、高原のステージ
温泉: 日帰り温泉施設「牧華」

温泉「牧華」

牧歌の里の敷地東側にある日帰り温泉施設です。アルカリ性単純温泉で、泉温は38℃です。カフェテリア方式のレストランも併設しています。2019年からはウインターシーズンのみの営業となっています。

イメージソング

牧歌の里のイメージソングは、タケカワユキヒデ & T's COMPANYの「風を感じて」です。2003年のグリーンシーズンから使用されており、園内の営業開始と営業終了時にフルコーラスで流れるほか、CMでも使用されています。シングル盤は売店で購入できます。

交通アクセス

自家用車: 東海北陸自動車道ひるがの高原スマートインターチェンジより5分、高鷲インターチェンジより17分
公共交通機関: 岐阜バス高速名古屋郡上ひるがの線「牧歌の里」下車すぐ（土・日・休日のみ運行）

牧歌の里は、花と動物と温泉が楽しめる、家族連れにぴったりの観光スポットです。ぜひ一度、足を運んでみてください。

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