牧野克彦

牧野克彦：静岡放送のアナウンサー

牧野克彦（まきの かつひこ）は、静岡放送（SBS）で活躍するアナウンサーです。1976年9月28日生まれで、京都府宇治市が出身です。彼は同志社高等学校から同志社大学商学部に進学し、1999年には瀬戸内海放送（KSB）に入社しました。

キャリアのスタート

入社からわずか半年で「KSBステーションEYE」のキャスターに抜擢され、同局の「飛び出せ！まっきー」という人気コーナーに出演して一躍有名となりました。また、高校野球香川・岡山大会の実況を担当し、スポーツアナウンサーとしての才能を発揮しました。

2003年には静岡放送へ契約アナウンサーとして移籍し、その後も活動を続けています。当初は2年契約でのスタートでしたが、2023年現在も尚在籍し、多くの番組に出演しています。彼のニックネームは「カッチャマン」から「マッキー」へと変わり、視聴者に親しまれています。

多彩な分野での活躍

SBSラジオでは音楽番組を担当し、環境問題に焦点を当てた番組にも出演しています。自然観察指導員の資格を持ち、スキーやスノーボードが得意で、SAJ1級の資格も取得しています。スキー関連の番組でのパーソナリティも務めています。

2008年にはSMAPの中居正広が映画のプロモーションで全国の放送局を回った際、「日本で一番絡みづらいアナウンサー」として牧野の名が挙げられました。このやり取りが音楽番組『うたばん』で放送され、彼の知名度が上がるきっかけとなりました。

また、FUNKY MONKEY BABYSのファンとも親交があり、アナらじのゲストにファンキー加藤の母が登場したことでも話題を呼びました。2012年のJリーグシーズン開幕前には、ファン感謝デーで若手選手に話し方を指導する役割も務めました。

現在の活動と友人関係

2022年にはSBSの情報番組「しずおか びっくりTV」の司会を担当するなど、情報番組の中心的な存在として活躍しています。サッカー中継や駅伝、ボウリング実況等、スポーツアナウンサーとしてもその名を広めています。

実家はパナソニックショップ「てくのハウスMAKINO宇治本店」であり、実弟が家業を継いでいます。また、フリーアナウンサーの石井亮次とは大学時代からの友人であり、彼の番組にもゲストとして登場することもあります。

2018年からは静岡放送で新潟放送と共に「ゴゴスマ -GO GO!Smile!-」の同時ネットを開始し、自らも静岡県から中継で参加するなどして、石井との共演を果たしました。さらに、2019年にはラジオ番組「IPPO」のパーソナリティに任命され、2020年からは新たに『牧野克彦のIPPO』がスタートしました。

将来的展望

2023年現在、牧野アナは編成業務局のプロダクトマネジメント部長を兼務し、長きに渡って静岡放送に貢献し続けています。2024年には組織改編により新たな役職も担い、今後の活動が期待されます。彼の多才な能力と豊かな経験は、今後も視聴者に愛され続けることでしょう。

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