狐伯

狐伯 - プロレスラー

狐伯（こはく）は、日本の女性プロレスラーです。現在はプロレスリングWAVEに所属し、そのスピーディーかつ華麗なファイトスタイルで注目を集めています。かつては神童ミコト（しんどう みこと）のリングネームで活動しており、本名は岩城華（いわき はな）。2001年4月17日生まれ、岡山県岡山市出身で、血液型はB型です。

経歴

幼い頃からプロレスラー、特に長与千種氏への強い憧れを抱いていた狐伯は、16歳を迎えた2017年にプロレスの世界へ飛び込み、Marvelousの門を叩きました。プロとしての基礎を学ぶべく、厳しいトレーニングに日々励みました。

公式なデビュー戦を行ったのは、入門から約1年が経過した2018年8月8日。Marvelousが後楽園ホールで開催した大会で、プロレスラーとしての第一歩を踏み出しました。デビュー戦の相手を務めたのは実力者の世志琥選手で、この試合は相手の得意技であるバックフリップによって敗北を喫しましたが、プロのリングに立った最初の一歩となりました。

Marvelous所属時代には、他団体のタイトル戦線でも活躍しました。2019年6月8日には、センダイガールズプロレスリングの新潟市体育館大会にて行われたセンダイガールズワールドジュニア王座決定戦に出場。愛海選手との白熱した王座をかけた戦いを制し、自身初のシングルタイトルを獲得しました。このジュニア王座は3度にわたり防衛を果たしましたが、2019年10月13日に仙台サンプラザホールで行われた愛海選手との再戦で敗れ、惜しくも王座から陥落しました。

Marvelousでの活動は2021年8月31日をもって一区切りとなり、新たな挑戦の場を模索しました。

2022年2月13日、プロレスリングWAVEの後楽園ホール大会に姿を見せ、リング上で大きな発表を行いました。それまでの神童ミコトというリングネームを「狐伯」へと改名し、同時にプロレスリングWAVEへの正式移籍を表明したのです。WAVEでの再デビュー戦は、改名・移籍発表から約2ヶ月後の2022年4月1日、新宿FACEで開催されたNAMI☆1大会でした。この記念すべき再出発の相手は、当時の若手トップの一人であった鈴季すず選手。熱戦の末、相手のジャーマン・スープレックスホールドにフォールを奪われましたが、狐伯としての新たなキャリアが幕を開けました。

WAVE移籍後もその活動は留まることを知らず、積極的に他団体のリングにも参戦しています。2023年2月12日には、OZアカデミーに初めて参戦し、YAKO選手と対戦。さらに2024年9月14日には、日本の女子プロレス界を牽引する団体の一つであるスターダムにも初参戦するなど、活動の幅を広げています。

また、タッグ戦線でも大きな成果を上げており、OZアカデミーにおいては、パートナーである倉垣翼選手と共に第41代OZアカデミー認定タッグ王座を獲得しました。このタッグチームは「WING★FOX」と呼ばれ、強力な連携を見せています。

獲得タイトル

第4代 センダイガールズワールドジュニアチャンピオン
第41代 OZアカデミー認定タッグ王座（パートナー：倉垣翼）

得意技

Fly FOX：コーナーポスト最上段からの華麗なダイビング技。かつてはスワンダイブ式サンセットと呼ばれていました。
直伝WアームT：相手を捕らえ、強力な投げに繋げる技。
A.A：試合の決定打ともなり得る技。

入場曲

うらじゃ

外部リンク

狐伯 公式X（旧Twitter）
狐伯 公式Instagram
TikTok
SUZURI（旧リングネーム神童ミコト関連グッズ販売サイト）

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