玉名市立玉陵小学校

玉名市立玉陵小学校について

玉名市立玉陵小学校は、熊本県玉名市玉名に位置する、市立の小学校です。この学校は2018年4月、玉名市内にある6つの小学校の統合によって設立されました。この統合された学校群は、玉名市立玉名小学校、玉名市立石貫小学校、玉名市立梅林小学校、玉名市立小田小学校、玉名市立三ツ川小学校、玉名市立月瀬小学校から成り立っています。

現在、玉名市立玉陵中学校と併設されており、玉陵学園と呼ばれる施設一体型の小中一貫教育が実施されています。このシステムにより、児童は小学校から中学校まで一貫した教育を受けることができ、スムーズな学びの移行が図られています。

校訓と教育目標

玉名市立玉陵小学校の校訓は「つよく、かしこく、なかよく、あかるく」です。この言葉には、生徒一人ひとりが強い意志を持ち、知恵を深めながら、友達と仲良く過ごし、明るい未来を切り開いていく姿勢が求められています。さらに、学校教育の目標として「故郷を愛し、未来を切り拓く力を備えた児童・生徒の育成」を掲げています。

校章と校歌

玉名市立玉陵小学校の校章は、統合前の6校を象徴する6つのペン先と、校名の頭文字である「玉」を表す円を基盤にしており、中央には「小」の字が配置されています。また、校歌「花を一つに」は、星永文夫が作詞し、吉永誠吾が作曲したもので、全3番の歌詞には各番ごとに校名が登場し、学校への愛着を育む内容となっています。

通学区域とアクセス

玉名市立玉陵小学校の通学範囲は、玉名市内の複数の地域にわたります。具体的には、城下、高城、逆川、田中、井尻、秋丸、平野、唐平、その他多数の地区が含まれています。なお、中学校区は玉名市立玉陵中学校で、小中一貫の教育を受けることができます。

通学には、旧玉名小学校以外の地域に住む児童のためにスクールバスが運行されています。また、交通アクセスも良好で、最寄りの鉄道駅はJR九州九州新幹線「新玉名駅」、最寄りのバス停は九州産交バスの「くまもと県北病院」停留所です。

学校の雰囲気とキャラクター

学校の雰囲気は明るく、地域密着型の教育を心がけています。児童たちは、同じ地域で育った友達と共に学び合い、成長することができる環境が整っています。また、学校には「玉ちゃん」「りょうくん」「玉陵レインボー」といったマスコットキャラクターも存在し、児童たちの親しみを集めています。

沿革と今後の展望

玉名市立玉陵小学校は2018年4月1日に開校し、その後、2023年には開校から5周年を迎えました。これからも地域と共に歩む学校として、さらなる教育の充実に向けた取り組みが行われていくことでしょう。

このように、玉名市立玉陵小学校は、地域社会と連携しながら未来を担う児童を育成するための努力を続けており、今後の成長に期待が寄せられています。

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